貴方は20年後、30年後の自分の姿をしっかり想像できるでしょうか。
誰もが70歳、80歳になった時、認知症にならず足腰もしっかりして自分の足でしっかり自立している自分を望んでいると思います。
50代ともなると寝たきりや認知症の身内の介護を経験されている方もいらっしゃるでしょう。
その時あなたは寝たきりで苦しんでたり自分を忘れていく身内を見て、将来自分はこういう状態になりたくない、家族に介護されるようになりたくないと心底感じなかったでしょうか。
50歳代とはそれまでの20~30年間積み上げてきた生活習慣が結果となって表れる時期です。
これから先20年後30年後ために50代になったら本気で考えなくてはいけないのは食生活です。
【介護されたくなかったら「粗食」はやめなさい!】
これは人間総合科学大学教授であり、介護予防のための栄養改善プログラムの第一人者である「熊谷 修(くまがや しゅう)博士の著書タイトルです。
今どき「粗食なんて」と思われるかもしれませんが、ここで紹介されている「粗食」とは戦後の食糧難時代に食べる物がなかったというのとは違い、健康のためにあえて意識して献立の内容を極端に減らすという事です。
熊谷先生によると、高齢期になっても「粗食」が健康の素などとむやみに信仰するようなことは「タンパク質」「油分」を始め、ミネラル、ビタミン類が十分に補えずなによりもカロリーが決定的に不足して高齢期に大変なリスクが生じることがあるのでやめましょう。ということです。
カロリーは生命活動のエネルギー源になるものなので一定量は絶対必要で、不足すると「老化」を促進する恐れがあるからです。
つまり高齢の栄養失調、低栄養は認知症、寝たきり、要介護の最も大きな危険要因であるという新常識です。
中年期と高齢期の健康常識は全く違います。
前提として、50代を含む中年期と70代の高齢期を分けて考える必要があります。
ここでは人生100年時代を見据えて、人生の最後を迎えるまでの健康寿命をいかに自立した人生を歩めるかについて考えています。
まず50代の健康常識として「メタボ対策」がありますね。
すでに「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」などの予備軍や現在治療中の方にとって肥満防止、過栄養、運動不足そして過度ストレスを回避するなどの対処と、糖分、塩分や油分の摂取制限など対策は重要なことと言われています。
これに対する対処については異論をはさむことはありません。
しかし高齢期の健康常識としては肥満や過栄養よりもむしろ痩身や低栄養の方が要介護や寝たきりのリスクが高いという事が分かってきました。
非常にきつい表現になりますが、生活習慣病による淘汰をかいくぐった高齢者にとっての健康づくりは「メタボリックシンドローム対策」から「老化防止」に転換しなければならないという事です。
中年期と高齢期の境は何歳くらいかという問題ですが、大体70歳代がその境と考えられます。
まだ50歳だし70歳まであと20年近くもあるから70歳代近くになったら食生活や生活習慣を変えればいいという問題ではなく、中年期から高齢期は繋がっていることを考えると50代から糖質、塩分は控えながら、筋肉が落ちないようにタンパク質や適度の油分を摂取し、あわせて適度な運動をすることが大切なんですね。
参考著書:人間総合科学大学教授。学術博士。熊谷 修先生著「介護されたくないなら粗食はやめなさい ピンピンコロリの栄養学」
とくに女性は50代から身体の仕組みが変わるんです。
女性は初経から閉経までのおよそ40年間の妊娠が可能な期間は女性ホルモンによって血管や循環器系の組織が保護されている状態ですが、閉経後はこれらの優位性が突如帳消しになります。
その兆候として筋骨格系が急速に弱まり、くわえて老化による最大歩行速度(自分で最も早く歩いたと思われる速度)が低下し始めます。
それは栄養状態の悪い女性にはっきり表れ、とくに「肥満度」の高い女性がより深刻です。
見た目がふくよかな、いわゆる栄養状態の目安としての「肥満度」が高い高齢の女性の場合、見るからに健康そうでも筋骨格が落ちた貧弱な、いわゆる「太った要介護高齢者」が多くいるようです。
▶筋肉量が少ないふくよかな女性は運動量が減りがち
↓
▶さらに筋力が弱くなり歩行能力と姿勢制御能力が低くなる
↓
▶筋骨格系の組織が脂肪組織に置き換わる
↓
▶筋肉量の減少により虚弱化がすすむ
↓
▶基礎代謝が低下し脂肪組織の割合が増加する
↓
▶体重が増える
まさに負の連鎖に見舞われるのです。
だから50代を迎えた女性は「体型」を気にするより「筋骨格系をしっかりさせる」ことを考えることが重要なのです。
男性と比べて平均寿命も健康寿命も長命である女性は、「老化」という誰もが向き合わなければいけない時間と健康寿命が男性よりも圧倒的に長いという現実があります。
高齢期も健康で1日でも長く自立した人生を送るための手段として毎日の食事の見直しがあります。
宅配食【RAIZAPのサポートミール】をおススメします。
50代の女性の皆さんは毎日の食事についてこのように考えていませんか?
- 毎日の献立を考えるのに疲れた
- 家族の健康管理を考えると憂鬱
- 主人と2人だし仕事に疲れて面倒だから、あるもので済ます罪悪感がある
- 作っても「またこれ?」と言われるのが苦痛でストレスになる
- 「自分が食事を作らなければ」という重いプレッシャーがある
そのうえ要介護リスクを低下させる献立なんか無理!!!・・・なんて。
毎日のこんなストレスから解放され、自分も含めた家族の健康を毎日の食事からサポートする一つの方法は、やっぱり宅配食ですよね。
宅配食なら【RAIZAPのサポートミール】をおススメします。
「結果にコミットする」というキャッチコピーで有名なライザップですが、その始まりは健康食品の通販が始まりだったんです。その当時は「健康コーポレーション」という会社でした。
創業当時から一貫して企業の理念の根底にあるのは「食」を突き詰めることによる健康です。
TVやその他のメディアの影響もあってジムの部分がクローズアップされていますが、それと同じくらい、いやそれ以上重要な要素は「食事メニュー」だったのです。
特に徹底されているのが「低糖質食事法」で、その根拠はズバリ「人が太るのは糖質の摂りすぎ」だという事実です。
人体は糖質(血糖)と脂肪(体脂肪)をエネルギー源としていますが、その消費の仕方にはちゃんと順番があって、「血糖」を使い切ってから「体脂肪」を使うように組み込まれています。
つまり、過度な「血糖」があると「体脂肪」はなかなか使われず、使い切れない「血糖」はやがて「体脂肪」に変わっていつまでも太った状態(体脂肪が潤沢にある状態)になってしまうのです。
またライザップではタンパク質と脂質の摂取も推奨しています。
理由は簡単です。
人間の身体の重要な臓器である「脳」の構成成分の約50%が脂質(必須脂肪酸)で、残りの約40%がタンパク質(必須アミノ酸)です。
その他、骨も血管も血液も筋肉も神経伝達物質もタンパク質がないと作れないからです。
とくに高齢者の場合加齢とともに失われていく筋肉や骨量、脳機能、ホルモンなどの材料となるタンパク質を意識して摂取することが重要だと考えています。
つまり「糖分」はエネルギー源になる必要要素、「タンパク質(必須アミノ酸)」「必須脂肪酸」は身体を作る栄養素なので、特に高齢者には「タンパク質」と「脂質」は必須の栄養素だとしています。
ライザップといえば若く健康だけど体形が気になるのでダイエットしたいという人ばかりが対象のように思われがちですが、現在はシニア層を意識した営業展開が目立ってきました。
その理由は2つ。
- 企業の収益対象として今後しばらく人口の大きな割合を占めるシニア層が大きなマーケットになりえるという営業的視野に基づいた方針
- 医療費の増大がシニアを密接に関係しているという社会問題に対応したもの
「現在医療費の半分以上はシニア層で、その問題解決にはシニア層に健康になってもらわないといけない」
そのために疾患リスクや寝たきり防止のために「ライザップのプログラム」を活用してその予防に貢献したいという意識がライザップの社内で認識されているようです。
具体的にはシニア層には低糖質食事法よりもむしろ、タンパク質と糖質を上手に摂取してもらうことが重要で、「低糖質食事法」一辺倒ではなくそれぞれの個人に合わせたバランスのいい食事を届けたいと考えています。
「差し引くより足していくための基準の献立」という意識
【RAIZAPのサポートミール】では、他の好評を得ている宅食にある「塩分制限メニュー」や「糖分制限メニュー」などのラインナップはありません。
そもそもすべての個人の状況に合わせた献立を提供するということ自体不可能なので、「ダイエットと健康な身体づくり」のために科学的根拠や栄養学のスペシャリストの知見を得て構成された基準となる献立を提供しています。
- 糖質10g前後、タンパク質18g以上の厳密な基準を設けています。
- 一食当たりの食塩相当量は2g前後に抑えてあります。
- 飽きずに食べ続けられるような味付けにもこだわっています。
- 和洋中、肉、魚のバランスを考えた複数のメニューを組み合わせたセットです。
- 野菜・キノコ類100g以上取り入れています。
- ミネラルが豊富な海藻類を随所に取り入れています。
- 全部で21種類のメニューバリエーションが楽しめます。
これだけを食べていればとりあえず安心。を基準に献立を楽しんでいただいて健康で既往症がない中高年、高齢者の方にはこれにお好みで何品か足していただいて楽しんでもらいたいというのが「サポートミール」です。
正直、サポートミールはダイエットを目指したメニューのため量的に物足りなさを感じるかもしれませんが基本的に必要な栄養素をバランスよく食事を通して摂取するという事が何より大切ですし、その点を重視しています。
毎日お仕事でお疲れの奥様にとって、夕食の献立を考えるのは苦痛ですよね。
せめて夕食だけでもこの「サポートミール」に変えてみませんか?
仕事やお付き合いで遅くなる時でも、旦那様の「ボッチ飯」には最適です。約5分間のレンチンの簡単料理ですし、健康に気遣った献立だから特に罪悪感は感じなくて大丈夫ですよ。
それに晩酌のお供としてもいいと思います。
月に一回くらいは勘弁してもらいましょう。
「食事を楽しむこと」が大切です
もう一つ大事なことは、食事時間を楽しむということです。
彩り豊かでメニューのバリエーションも多く、健康志向の宅配食はどちらかというと味気なく飽きやすくなりがちですが、おいしく味わえるように味付けにもこだわったっています。
「RAIZAPのサポートミール」を囲んでご家族で食事を楽しむという事は精神衛生的にも健康寿命を延ばすためにも大切なことですよね。
バリエーションにとんだ基本のメイン3セット+こだわりの2セットは下の種類です。
Aセット(メインは肉、魚、卵が混合)単品・定期購入可
RIZAPの食事メソッドを1食に凝縮した、手軽に食べられるプレートのアソートセットです。お肉とお魚をバランスよく取り揃えました。
Bセット(メインは肉、魚、大豆が混合)単品・定期購入可
定番人気のメニューやなかなか手作りできない手間のかかったメニューを取り揃えました。
Cセット(和・洋・中のメインメニュー)単品・定期購入可
和・洋・中バランスよくメニューを取り揃えました。
こだわりお肉セット(メイン全てがお肉メニュー)単品購入
「やっぱりお肉が好き!」という方へセットA、B、Cそれぞれからこだわりのお肉セットをご用意しました。
こだわりお魚セット(メイン全てがお魚メニュー)単品購入
「手軽にお魚料理を食べたい!」という方へセットA、B、Cそれぞれからこだわりのお魚セットをご用意しました。
お得な2週間セット
メインのA・B・Cセットを組み合わせたお得な2週間セットもあります。
・2週間ABセット(男女ともに人気NO.1セット)単品・定期購入可
・2週間ACセット(和・洋・中のメインメニュー)単品・定期購入可
・2週間BCセット(メインは肉・魚が混合!白身魚が好きな方におススメ)単品・定期購入可
まずは1週間のお試しセット(単品)から、試してみませんか?
ちなみに「サポートミール」にはご飯やお汁類は含まれておりません。
詳しくはコチラ↓↓↓からどうぞ。
【RAIZAPのサポートミール】のちょっと困ったところ
【RAIZAPのサポートミール】のいいとこばかりをお知らせしましたが注文側としては残念ながら困ったところもあります。
1つは注文から配達までちょっと遅いということ
実際注文するときに「配達希望日」を指定できるのが1週間後。つまり手元に届くのに1週間書かちゃうと言うことです。
即日配達、遅くとも2,3日後という配達ペースに慣れてしまった身には、ちょっと遅いなあと言う感じはありますねえ。
利用者の声
●配達まで時間がかかる
3月1日に注文したのですが、配送希望日時で選べたのは、最短でも3月8日。
他の宅食もこれくらい時間がかかることはありますが、「ちょっと遅いな…」と感じてしまうのが正直なところ。
つまり、1週間はかかるということ。
2つ目はちょっと値段が高いということ
他の優良宅配食とくらべて少し割高感があります。ご飯が付いてないのでご飯付きの弁当と比べると1食約1,000円はちょっと高いかもしれません。
利用者の声
・他社と比べると価格がやや高め
1週間分が最低購入セット、つまり7食で 1食あたり約1,000円 と、他と比べるとやや高めの部類になります。
まとめ
だれでもいづれ迎える高齢期から終末までの間をいかに自立して元気で暮らせるかは日頃の食習慣と、筋肉の能力を保っていくことが重要です。
いい食習慣とは、バランスのいい食材を自分の口からおいしくいただくという事がなにより大切です。
高タンパク質が必要だからお肉ばっかりを偏ってたべたり、ビタミンが足りないからと言って果物ばっかりで満足したりするのは自然じゃありません。
栄養のバランスを摂りながらいろいろな食材を楽しんでいただく、物足りなければちょっと足してみる。という食事が理想ですね。
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