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50代男性の肌に【日焼け止め】は必須です!

美容・健康

the New England Journal of Medicine(ニューイングランドジャーナル誌)によると「皮膚の老化の80%は光老化」であるという見解がしめされました。

その事実は多くの形成外科医・皮膚科医の共通認識のようで、老若男女に関わらず日焼け対策の必要性を訴えています。

しかし日焼けに対する男性の意識というと紫外線対策(日焼け対策)について「気にしている」と回答した人は、約50%と高いようですが、「紫外線対策を行っていない」人は、約70%にも上り、意識と実態に差があることがわかりました。

日焼けに対して、全てが悪であるというイメージは特に男性にはないようで、日焼け止めなどを塗るなどの行為は倦厭されがちです。

しかし若いころから浴び続けた紫外線は、40代50代60代と歳をとるごとに肌に大きなダメージを与えていることを実感するようになります。

いまからでも毎日「日焼け止め対策」は必要です。

光老化の影響は歳を重ねるごとに深刻です。

引用:New England Journal of  Medicine,  2012

この男性はアメリカで左ハンドルのトラックを28年間運転して常に顔の左側に太陽光を浴びていたことにより深いシワやたるみが出来てしまったというものです。

加齢による自然の肌の老化具合に比べ、光老化の影響による皮膚の老化具合がこんなにも顕著に現れると言うケースです。

太陽光による光老化の深刻さが良くわかる事例ですね。

光老化現象のしくみ

常に地上に降り注ぐ太陽光のうち紫外線(UV)にはその光の波長の長さの違いからA、B,Cがあります。

AからCに向けて波長が短くなるのですが、UV-Cは地球のオゾン層によってほとんど地表に届くことはないのですが、UV-AとUV-Bが肌に悪影響を与えています。

UV-Bもオゾン層に遮られるためその一部が地表に届きますがUV-Aは波長が長いため多くが地表に届き、地表に届く紫外線の90%がUV-Aです。

UV-Bは紫外線(UV-B)を浴びることで、主に表皮部分の皮膚が真っ赤に炎症を起こす日焼けのことです。

海水浴などで日に浴びて数時間で起こる現象のことで「サンバーン」といいます。

UV-Aによって引き起こされる日焼けは「サンタン」といわれ主に肌の奥の方、真皮層にまで届いて生体内の様々な分子に吸収され、その結果生じる活性酸素を介して細胞の膜脂質や蛋白質、DNAなどに酸化的損傷を与えます。

日焼けを起こす力はUV-Bのほうが強いのですが、肌に達する量はUV-Aの方が断然多いのでどちらも出来るだけ完全に防いだ方がいいことは言うまでもありません。

考えられる日常の紫外線対策として

  • 紫外線の強い時間帯を避けるかなるべく日に当たらない
  • 日傘を使い、帽子をかぶる
  • 袖や襟のついた衣服で覆う
  • サングラスをかける
  • 日焼け止めを上手に使う

    などがありますがアクティブな男性にとって一番現実的で手軽なのは日焼け止めを使うということでしょう。

男性用と女性用は違う日焼け止め

紫外線(UV)は男女問わず肌に大きなダメージを与えるので紫外線対策、つまり日焼け止めが必要です。

しかし男性日焼け止めと女性日焼け止めは求められる用途によっておのずと機能が違ってきます。

・女性の場合は、ファンデーションを塗るのに適した保湿効果や、メイクアップ効果を兼ね備えている機能が求められます。

・男性の場合は外での活動が多いのでUVカットの持続性やさらさらとした塗り心地や白くならない自然に見えるタイプや、べたつかない・テカらない・さりげない香りを重視した機能が求められます。

男性用日焼け止めを選ぶチェックポイント

・乳液タイプがおススメ

日焼け止めには、クリーム・乳液・ジェル・ローション・スプレー・スティック・コスメタイプといった様々な種類があります。

それぞれメリット・デメリットはありますが、どちらかと言うと化粧品を使い慣れない男性にとって、少量で簡単に塗れる乳液タイプがおススメです。

日焼け止めは小まめに塗らなければならないのでコンパクトで簡単に塗れるものがいいでしょう。

・UVカット機能はそこそこで十分

最近はUV-Bを防ぐ機能の目安となるSPFや、UV-Aを防ぐ目安のPAなどが高い基準のものが好まれるようですが、高機能のものほど逆に負担になりやすいので日常使いならSPF20・PA++で十分です。

炎天下のレジャーやマリンスポーツなどはSPF30〜50 +、PA+++~++++を目安に使い分けましょう。

崩れにくさを求めるならウォータープルーフ

ウォータプルーフは耐水性があり、汗や水分をはじくので、崩れにくく炎天下のスポーツシーンに向いています。

・肌質に合う成分に注目

男性の肌は意外と敏感です。

脂性肌・乾燥肌に悩む人や、ニキビができやすい人・敏感肌などそれぞれの悩みにあった成分が配合された日焼け止めを選ぶ必要があります。

・簡単に洗い流せる

一日十分に使い切った日焼け止めはしっかり洗い流すことが必要です。

クレンジングを使ったり落とすのが面倒だったりするのはやっぱり長続きしませんよね。

洗顔料やボディソープですっきり洗い流せるものがおススメです。

手頃な価格のものを選ぶ

「いろいろな機能がある」からとか、「ある程度の年齢になったら有名なブランドの高価で高機能の日焼け止めにしなければならない」なんてことは関係ありません。

日焼け止めに求められるのは、厚めにこまめに何度でも塗って出来るだけ紫外線をシャットアウトできるかどうかです。

何千円、何万円の日焼け止めを使うより、タップリ気楽に使える1,000~3,000円位の日焼け止めで十分だと思います。

男性の日焼け止めにおススメのコスメ

ニベアメン UVプロテクター SPF50+

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おススメの主なポイントは次の通り

  • 強い紫外線も防ぐSPF50+とPA++++
    長時間強い日差しを浴びる外でのお仕事やレジャー、スポーツなど多くのシーンでしっかり紫外線を防いでくれます。
  • ウォタープルーフタイプ
    汗や皮脂に強く、泳いでもくずれにくいタイプなのでアクティブな男性にピッタリです。
  • ベタつかずサラッとした感触
    皮脂吸着成分を配合し皮脂によるテカリ・ベタつきを長時間抑え、男性にはありがたい白残りがしないタイプです。
  • 手に入りやすい
    ドラッグストアや薬局などで市販されているので外出先でも手に入りやすいです。
  • 価格が安い
    ここを一番おススメしたい点ですが、税込みで1,000円以内で効果は安心のニベアですから、タップリと何度でも肌に塗りこんでください。

まとめ

「後悔先に立たず」の言葉通り、日焼けのダメージは10年後20年後、老化とともにシワ・しみ・たるみとなって表れます。

現在の50歳以上はTVCMなどで「上手にこんがり肌を焼く」というコンセプトでスタイルのいい女性がオイルを塗って海をバックにした映像のイメージが強く残っている人も多いでしょう。

確かに「ブロンズ色の肌」「小麦色の肌」「焼けた肌は健康的」などのイメージをいまだに残っていて日焼けにそんな悪いイメージはないかもしれません。

でも光老化は肌の衰えとともに歳を重ねるほど深刻になります。

これからでも毎日こまめな日焼け防止対策は必要なことと切り替えていきましょう。

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