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ミドルシニアの充実時間「手ぶらで農作業」

趣味・娯楽

ミドルシニアにとって有意義な空間と時間「シェア畑」

定年退職や後進に道を譲られ「さあ、これからどうしようか」とお考えの方。人生の生きがい探しの一つの手段として、農作業を始められてはいかがですか?

 

「いままで農作業なんてやったこともないし、そんな簡単にやれるものじゃないでしょう」と思われる方。ごもっともです。

 

しかし手ぶらで、比較的近場で、アドバイザーも完備されてやり方も一から教えてくれて、農作物を育て収穫する充実感を満喫できるシステムがあったらどうですか。

 

それが、マスコミでも注目されている「シェア畑」というシステムです。

 

子育ても終わり、仕事も現役を勇退された今、一番大事なのはパートナーとの有意義な時間をどう過ごすかということですね。

日常の会話も出し尽くした、共通の会話もない。でも一緒にいる時間は限りなく増える。

 

こんな状況を変えるには、二人一緒に新しいことを始めることではないでしょうか。

 

「農作業は、やってみたいけれどもその機会に出会えなかった」という人も、これがいい機会になると思いますよ。

 

利用者にはこの上なく虫のいいシステム「シェア畑」

「シェア畑」とは、2011年に農業の発展を目指して設立された会社「株式会社アグリメディア」と地域に農地を所有する生産者の方と提携し一般会員に農地を有料で提供して、農作業のノウハウの指導、農作業に関する資材・道具の提供などを行うシステムです。

「シェア畑」の4つのセールスポイント

1.徹底したサポート

先行する自治体やJA主体のいわゆる「市民農園」との差別化で、プロによる農業指導、セミナー、アドバイスというソフト面を徹底していることです。

 

それも経験豊富な菜園アドバイザーが土日を含む週4回以上勤務しているのでわからないことはいつでもなんでも質問できるのはまたうれしいサービスですね。

 

「野菜を育てる」という基本的な作業は、思ったより専門的知識が必要だし、ノウハウも要求されます。

農業初心者が野菜を収穫するまで経験のあるアドバイザーが徹底的にフォロー、アドバイスするということがこのシステムの特徴であり、売りなんですね。

2.手ぶらで通える

これも「市民農園」との大きな違いを意図しているように思います。

植える種や苗から農機具、肥料など育成に関するすべてが準備されていて、利用者は軍手・長靴や汚れてもいい服装くらいを用意するだけですぐ作業ができるということです。

また、水場、休憩場所、トイレや駐車場などが整備されているところがほとんどなので、「ドライブ気分で出かけて気軽に農作業」という感覚がピッタリですね。

 

農家の方と直接契約される場合でも、種や苗を用意しているところはめったにないので、これを用意してくれていることは大きなポイントです。

3.安心

ズバリ、「無農薬」に特化していることです。

つまり殺虫剤などの化学農薬は一切使わないので収穫した野菜は大人も子どもも安心してその場で丸かじりできまるというパフォーマンスを大事にしているということです。

 

個人で管理できる規模ならではの特色として、牛糞・鶏糞たい肥や油かすなどの有機質肥料を使用し自然の力を利用して野菜を育ててるので、旨みがギュッと詰まった野菜が収穫できて、収穫する人も十分満足できるというシステムです。

 

野菜嫌いなお孫さんでも喜んで食べてもらえるという嬉しい特典もきっと期待できますね。

4.イベントの開催

「シェア畑」ならではの企画・演出ですよね。

定期的に実演付きの講習会を開催!これも参加者を満足させるポイントです。

 

参加者間のコミュニティーやふれあいを大事にするために夏は新じゃがのカレー、秋は焼き芋や芋掘り、冬は芋煮会やお鍋など、季節と旬を感じるイベントを開催しています。

 

農作業は孤独な作業と思われがちですが、共通の目的を持った人たちと親睦を図るということは大事なことですよね。

農作業は高齢者にはいいことがあるというデータがあります。

農研機構の「農作業が有する高齢者の身体機能低下の軽減効果」のデータによると、農作業をした人としない人との比較で、良好な食生活習慣、動脈硬化危険因子(糖尿病、高脂血症、高尿酸血症)で有意差が見られ、良好な結果であ る。と報告されています。

引用:農作業が有する高齢者の身体機能低下の軽減効果

JA全中と順天堂大学は、農作業が一定のストレスを軽減させ、幸福度を増加させる効果があることを科学的に実証しました。体験型農園で作業をすることが一定のストレス軽減、幸福度の増加に寄与することが明らかになりました。

引用:農作業でストレス減、幸福度アップ JA全中と順天堂大が研究発表

自然の環境で、土を耕し野菜を育むという行為はいかにも身体に好結果をもたらすことは十分考えられますし、意識してそういう環境に接することは将来の自分のためにも必要ですよね。

「シェア畑」のデメリット

いいことづくめのような「シェア畑」ですが、デメリットもあります。

・ルールがあること

運営側が決めたスケジュールや栽培する作物が決められていて自由度が低いことです。

もっぱら経験を積んだ契約者が感じるデメリットですが、農作業の初心者にとって、右も左もわかならい時に方向性を決めくれているという点では、それほどストレスではないかもしれません。

 

野菜にあった土壌や植える時期、植える野菜の順番によってはよろしくない順番があるなど、満足する収穫を確実にするためにはしょうがないことという見方もあります。

・料金が高い

「シェア畑」は初回入会金として11,000円

月額使用料が6,000~15,000円ほど(農園の場所や作付け面積によって変わります)

 

その他、農園によって駐車場がないところでは駐車料金や、毎週通えない人や通えない事情が出来た人のための代行サービス代などが別途必要になることがあります。

 

一方、市民農園などは年間5,000~10,000円程度なものが多いのですが、種、苗に限らず農機具や資材は自己負担が多く、経験者によるサポートもありません。

 

市民農園は作付け面積が広いことが多く栽培する野菜に限定はありませんが、素人には満足な収穫が期待されないことも多く、トータルで比較すると「シェア畑」の料金が高いとはあながち言い切れないこともあります。

・契約農園がまだ少なく遠距離になることがある

東京、神奈川、埼玉、千葉の関東圏と大阪、奈良、京都をあわせて全国116か所(2022年1月末時点)で、まだまだスケールメリットがあるとはいえません。

 

希望する地域によっては通うのに時間がかかる所でやむおえないというケースもあり、事例として通いきれないので途中で断念したという人もいます。

 

今後の展開を期待するしかないのが現状のようです。


まずはお近くの農園を探してみましょう。農園探しはコチラから


・定期的な作業が必要です。

野菜とはいえ相手は生き物なので、こまめに手をかけることが必要なんです。

 

特に夏は成長が早いので2,3日間隔で通わなければいけない時期もありますが、そのほかの時期でも週1回の間隔で面倒を見ることが推奨されています。

 

通いきれないとか、忙しくて通えないという時には「代行サービス」を利用することも出来ますが、別途費用がかかります。

利用者の声

<span class="fz-16px">60代女性</span>
60代女性

お野菜を育てていくことと、お野菜が育っていく様子をみることが、自分の身体や日常生活での経験に重なって見えて、いつも感動しています。最近は自分が今畑仕事を出来ていることが本当にありがたく思い、畑仕事をしているということが今自分の良い変化につながっていると感じます。 食育という言葉があるように、野菜が嫌いな人でも自分が育てた野菜なら食べることができると思います。自分で育てないと得られない、スーパーに売っている野菜とは全く違ったみずみずしい野菜の新鮮な味を知って欲しいと思います!

<span class="fz-16px">30代男性</span>
30代男性

少しでも興味のある方は気軽に始めてみればいいと思います。用意するものは軍手と長靴くらいですし。私たち家族も気軽に始めてみてそこからはまっていったので笑 住宅地でこのような本格的な畑を利用できる機会はなかなかないと思います。家族と過ごす農園ライフはとても有意義な時間ですね。

<span class="fz-16px">50代女性</span>
50代女性

子供と一緒に野菜を育てて食べる。この一連が食育にもなりますし、土を触る事によって精神的にも良いと思います。 イベントはこのご時世でことごとく縮小し中止になり残念ですが、小さくても自分で育てる畑があるのは運動にもなりますし、出かけられないぶん畑作業で気が紛れています。

まとめ

ミドルシニア世代にとって余暇を有意義に楽しく、そしてなによりパートナーとのより親睦を深める時間と空間を実現することは、これからの長い時間輝く人生を送るために重要なことだと思います。

 

今の時期、外出することすら憚られる時ですが、暖かくなる春を見据えてまずは行動を起こしてみませんか。

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