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働き方改革は「他人基準」から「自分基準」への改革です。

人間関係

働き方改革は「長期労働時間の是正」「多様で柔軟な働き方」「雇用形態に関わらない公正な待遇の確保」など実務的な問題だけではありません。

働く人の意識改革が前提になければなりません。

特にどの企業でも重要な立場である50代前半はまさにその渦中の人と言わざるをえないのではないでしょうか。

働き方改革の主旨は「一億総活躍社会」で、残業ナシ、フレックスタイムの導入、在宅勤務、定年年齢の引き上げなどで、つまり自分の自由時間をつくり個人の能力の向上を期待するものです。

「働き方改革」は伝統・慣習などの「他人基準」から「自分なりの基準」をつくる【自分改革】へのキッカケではないでしょうか。



働き方改革は「人生サイクル」を見直すキッカケです。

令和3年4月1日より施行された「高年齢者雇用安定法の改正」では、

  • 70 歳までの 定年の引上げ
  • 定年制 の廃止
  • 70 歳までの継続雇用制度(再雇用制度・勤務延長制度)の導入
  • 70 歳まで継続的に業務委託契約を締結する制度の導入
  • 70 歳まで継続的に以下の事業に従事できる制度の導入
    a.事業主が自ら実施する社会貢献事業
    b.事業主が委託、出資(資金提供)等する団体が行う社会貢献事業

のいずれかの措置を講ずるよう努めることとされています。

50歳からでも定年まで20年もあるんですね。昔でいう老後も現役で活躍することを期待されているのです。

「60歳定年制」「終身雇用」「年功序列」が常識だった時代を過してきた世代にとって、22歳で入社して50歳までに上級管理職になって定年までの10年を無難にこなすという大まかなイメージが、50歳になって根底から覆され意識改革を迫られる時代になったのです。

企業で働く50代の戸惑いを表す顕著な例として「残業がなくなったためにできた自由時間をどう過ごせばいいのか分からない」ということが見られます。

「伝承・承認」だけで仕事をした気分になっている人に多いようです。

ところで、あなたはリストラが進む中で「自分の好き勝手なことばっかりやっているのになぜ」という同僚はいないでしょうか?

その同僚は空いた時間で自分磨きをして自分力を高め「自分で考え必要とされる能力をつけている」かもしれません。



ヒントは「インプット」と「アウトプット」です。

50歳になって定年まで20年もあって、「人生100年時代」とすれば定年後30年も人生を過すことになります。

定年までの20年、その後の30年を有意義に過ごすにはどうすればいいのでしょうか。

それには自分自身の能力を高め培うことをおススメします。

一つのヒントは「インプット」と「アウトプット」です。

「インプット」は意識して情報を取り入れる行動です。

情報化時代と言われて久しいですが、現在の情報の流れの速さは以前の比ではありません。

迷ったらジャンルを問わず情報を吸収すると言う習慣を身につける意識を継続することが必要です。

すでに多くの書籍や情報サイトを閲覧している人は多いと思いますが、情報の偏りはありませんか。

情報のつまみ食いではありませんが、異業種、異文化、異趣味の情報が活きるヒントになることは往々にしてあるものです。

いかに世の移り変わりが激しいといってもその原点は昔の今もさほど変わっていません。

その原点は「便利」「快適」「速さ」だと思うんです。

AIの需要が高まるのも、スマホやアプリ、財務:経理処理が統一化、簡略化されるのもその原点は「使う人の便利さ、快適さ、速さ」を満足させるための手段であるということです。

ファックスがメールやライン、ZOOMに変わっても、ポケベルがスマートフォンに変わっても、電卓やそろばんがパソコンやアプリにかわっても原点は変わりません。

ただその使い方が用語も専門用語や横文字が多くなっただけで50歳にとってちょっと面倒臭くなっただけです。

50歳にとって最強の武器には「経験値」と「失敗の数」があります。

これはいかに優秀な若い人でも絶対かなわない点ですね。

けっして負け惜しみではなく50歳にとってこの武器は今後の人生の自分の価値であるし、これらを若い人たちに「アウトプット」していくことが求められる姿であるし、自分を培う最良の方法だと思います。



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