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「ミドルシニア世代がネット社会を席巻する!?」

自己啓発

シニア世代にはこんな一面がある。

最近、《「若者世代」と「シニア世代」、対立ではなく「共栄」を探る》という記事に触れました。

2025年問題(2025年には約800万人いる団塊の世代が後期高齢者(75歳)となり、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会がくる)などと改めて認識されるシニア世代のボリュームが増える「逆ピラミッド」の社会構造が明確になりつつある中で、若者たちは、まるで動物園の「ホモサピエンス シニア世代」とでも書かれた案内板のある檻の前で、中にいるシニア世代を見てその生態を探っているような記事でありました。

若い人たちは「接点がほとんどないので、シニア層のことはよくわからない」という意見が大半で、中には「日本のシニア層の人たちはあまり楽しそうに見えない」という意見もあったそうです。

若者がシニアを支えるこれからの社会。いわゆる若い世代が「割を食う」時代が到来している今でも、それに対して若者がシニア層に反感を抱いているというよりは、よく知らないし、むしろ同情している。それが現在の若者がシニアに向けている正直な気持ちかもしれません。と語っています。

シニアには若者と比べて時間とお金があるし、何より長い仕事人生の中で培ってきたスキルや経験があり、自分の経験を若い世代に伝えて、若者たちに貢献したいという気持ちを多くの人がもっているのだけど、「若者はそれを受け入れてくれないのではないか」「嫌がられるのではないか」という気持ちも一方にはある。それが多くのシニアの本音だと思う。という意見も見られました。

ミドルシニア世代に好意的な意見だと思って拝読させていただきましたが・・・あにはからんや

いやいや、むしろいまのシニア世代はもっと強かで、自己中的要素が強い面があると思うんです。

たとえば「孫が生まれ、その親がたいへんだったら、孫の面倒をみるのは当たり前」という風潮がある中、自分のためにも時間を使いたいと感じているばぁばは実に9割以上。体力的につらかったり、孫関連の出費に負担を感じているばぁばは3人に1人。孫の育て方に関して、自分の子どもとの意見の相違があることなど、モヤモヤを感じている人も半数以上いたというデータもあります。
引用:PR Times 

事実、私の知り合いの同年代(50~60歳代)の女性に聞いても、「孫は可愛いけど2日くらいまで、3日も一緒に居たら、いつ帰るのかと思っちゃう」という方がいらっしゃいます。

一番かわいい孫でもそれだから、他人の若者と仲良くやっていくなんてことはかなり難しい世代なのかなと思います。

一方、他の一面として悪い例ですが

最近、yahooニュースの記事で、航空・鉄道・バス・タクシーなど、主に交通運輸や観光産業界で働く約60万人が加盟する労働組合「全日本交通運輸産業労働組合協議会」による2021年5月から8月にかけてのカスタマーハラスメント(カスハラ)の悪質クレームに関するアンケート調査の結果を掲載していました。

・カスハラをする利用者の年代は、50歳代が最も多く30.7%、次いで60歳代22.9%、40歳代18.5%と続きます。性別は男性87.1%、女性10.4%という結果でした。いずれも対面が最も多く、次いで電話です。そして近年はSNSの割合が高まっています。特に鉄道ではメールよりも多い結果となっています。
・60歳以上高齢者の意見やクレームが最近多い気がします。まだまだ社会で活躍出来る余力があるのにそれが叶わないフラストレーションが原因の一つと思います。

引用:yahooニュース《「依然「お客様は神様」か 悪質クレーマーに悩む鉄道・バス業界 特に多い5,60代》

同じシニア世代として恥ずかしいと思いますし、ほんの一部のシニアの方だと考えていますが、分からなくもないこともあるように感じます。

シニアと言えども、いやシニアだからなおさら「人に認められたい」、「注目されたい」という意識が高くなって、一部の変な行動を起こしてしまう人がいるのかもしれません。だからといって「お客様は神様です」という意識は今や通用しませんし、肯定するつもりもありませんが。

他方、今のシニア世代を分析しているサイトを見て、私見ですが、「言いえてるかなあ」と思える部分が多かった記事がありました。

特に次の意見には思わず納得してしまいました。

60代シニアは情報接点の中で明らかにネットのウェイトが高まります。勿論、テレビ、新聞への接触も強く、接点としては相変わらず外せません。元祖テレビっ子ですからね。つまり、レガシーメディアにデジタルメディアの接点が足し算された、史上最多・最大の接点面を持つ生活者とも言えます。

一言で特徴を表すなら「流行感度の高い自分こだわり・個性派」。「自分はオタク」という気質が強く、個性を重視しマイペース。ちょっと人見知りで社交下手なのだけれど、情報感度が高く、流行やファッション、新商品への感度が現役層並みに高い。ネットリテラシーが高いこともあり積極的に情報を集め、またSNSなどで秘かに配信する人も多いようです。特に60代前半にその構成比が多いことから、これからのシニアの中核を成す人たちかもしれないと考えました。

勿論女性にもそういう気配を見せる層がいて、「マイペース美的シニア」という女性クラスタは、健康・美容・ファッション・ブランドのことに執心で、仲間もいるけど自己主張が強い。ちょっとわがままでカワイイシニアの姿が垣間見られます。

引用:今どき☆新シニア研究所稲葉光亮に聞く 人生100年時代のシニア・マーケティング <前編>

こちらのサイトは「50~60歳シニア世代」の生態をかなり近くまで言い当ているように感じました。(あくまでも個人的感想です)

つまるところ、こういうことです。

つまりシニア世代というのは、

  • 流行感度が強くこだわり・個性派
  • 個性を重視しマイペース
  • 情報感度が高く、流行やファッション、新商品への感度が現役層並みに高い
  • ネットリテラシーが高い
  • 健康・美容・ファッション・ブランドのことに執心
  • 仲間もいるけど自己主張が強い
  • 自分のために何かをしたいという意識が強い

というひとくくりには掴みずらい、やっかいな世代ともいえるかもしれません。

そんなシニア世代はもっとネットを上手く活用すべき

長々とシニアの生態について語ってしまいましたが、要は「情報感度が高く新商品への感度が高い」「ネットリテラシーが高い」「健康・美容・ファッション・ブランドのことに執心」そして時間と金銭的余裕があるとなれば、まさにネット活用最適世代ではないでしょうか。

現在、ミドルシニア世代のインターネット利用率は90%以上で、60歳〜69歳の利用率は90.5%となっています。また、50~59歳を見ると97.7%と、ほとんどの方がインターネットを利用しているという現状です。

インターネットというとかなり広い範囲のことになりますが、具体的に何を利用しているかと言えば、

  • ソーシャルネットワーキングや動画共有サイトの利用
  • 無料通話アプリやボイスチャットの利用

が大きく上昇しているようです。

「高齢者の約8割の方々が、スマートフォンへシフトしている」ことや「総務省の「家計消費状況調査」によると、高齢者世帯のネットショッピング利用率は2007年の7.0%から11年間で約3 倍にまで伸長した」などの市場動向を踏まえ、これから主にサービス業を営むネットを市場としている企業各社は、シニアに対するネット利用の敷居を低くするべく手厚いサービスが、少なくともこれから10年くらいは展開されるとものと感じています。

「人に親切にされるのか好き」「人から注目されるのが好き」「とにかく新しい情報を知りたがる」シニア世代にとってこの時期、この機会を利用しない手はありませんね。

英会話はいかがでしょう。

イメージ画像です。

唐突ですが、「シニア世代に英会話」。意外と当てはまる理由がありました。

・英会話は「継続」が何よりも大切。ミドルシニアは経験と年齢からくる余裕から、「英会話を楽しむ」というベクトルに向かいやすいので気負いなく長く継続できると思われます。

若い人の中には、ミドルシニア世代はまだまだ元気で、生活に余裕と暇が出来て、認知症やうつ病、ボケ防止のために積極的に学習しようとしている人が多い。これも人生100年時代を見据えた現象。などと思っている人がいますが、それは大きな間違いだと思います。

われわれミドルシニア世代は、マグロやカツオのように前に進んでいかなければいけない時代の真っただ中で、その人生の大半を過ごしてきたため、新しいものを取り入れることに貪欲で、今でも目の前にそうゆう状況があれば積極的に参加したいという気持ちが働きます。(個人的感想が多分にはいってます)

結果的に認知症やボケ防止になるでしょうが、最初からそのために始めるという意識の方は少ないのではないでしょか。

それとシニア層には「あるある」ですが、「年寄りなのに英語喋れるなんてスゴイねえ」とか「こんな時に英語で会話できるなんて見直したわあ」などと言われるのが大好物なんです。

だから英語が喋れるようになることは、自分をアピールする絶好の機会と捉えるんですね。

時間と金銭的な余裕と、好奇心と、認めてもらいたいと思っているシニア世代に、中学生程度の英語力(覚えているかどうかが問題ですが)で会話が出来るようになるなんていいんじゃないでしょうか。

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