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【40代からの大人の男性に提案!】カジュアルコーデのポイントは【抜け感】にあり。

抜け感 ファッション

長い間、職場と自宅の2拠点生活で「スーツスタイル」と「普段着」で過せていたものが、働き改革や在宅勤務でカジュアルになる機会が増えるにつれて、「40代50代に合うカジュアルな服装ってよくわからない?」ってことになりがちです。

そこで「見た目にも恥ずかしくない」、そして「女性受けする」40代50代のカジュアルコーデを紹介します。

そのポイントは抜け感●●●です。

新大人世代の【抜け感】には、ちゃんとしたセオリーがあります。

最近、メディアやオフィスの若い人の会話から【抜け感】のという言葉を聞いたことがある方もいらしゃるでしょう。

【抜け感】とはファッションでいうと文字通り「肩の力を抜いてリラックスした感じ」、言い換えると「隙を見せる」とか「カジュアル性を演出する」などというように使われています。

【抜け感】はむしろ新大人世代、つまり40代50代のメンズに向いてるコーディネートの一種かもしれません。

社会の第一線で働く40代50代の大人が普段から着こなしている「キレイめファッション」からいかに隙をつくるかというセオリーがあるからです。

しかし【抜け感】はなんでもかんでも力を抜いた感じでラフにすればいいのかというわけではありません。

特に新大人世代の【抜け感】にはちゃんとポイント●●●●があります。

大人の【抜け感】5つのポイント

40代50代の【抜け感】のポイントとして以下の5つをおススメします。

着崩すという感覚を理解する

【抜ける】ということは何かベースがあってそこから「隙をみせる」または「変化させる」ということです。

つまりベースとなる「キレイめファッション」の一部に「カジュアル」な要素を加えるという事になるので、そもそもキレイめファッションが前提としてなければなりません。

ですからまず「キレイめファッション」を理解しておく必要があります。

「キレイめスタイル」とはすっきりしたシルエット、落ち着いた配色や素材、適度にトレンドも取り入れたおしゃれ感があり、そしてなにより大事なのは「清潔感」があるスタイルという事です。

究極の「キレイめスタイル」は「フォーマル」や「スーツスタイル」であると言われています。

「オフィスカジュアル」や「ジャケパンスタイル」は大人のもっとも特徴的な【抜け感】の一つと言えますね。

用語説明

オフィスカジュアル(オフカジ):スーツなどのフォーマルウェアを少しカジュアルダウンした服装のこと は「きれいめ」よりラフな雰囲気できちんと感のあるアイテムにカジュアル服を合わせて着崩したスタイルのこと

ジャケパンスタイル:テーラードジャケットとパンツを組み合わせたジャケット・パンツスタイルの略

こちらの記事もぜひご参照ください。↓

50代男性ファッションの決め手は「きれいめカジュアル」
50代のファッションの決め手は「きれいめカジュアル」と「清潔感」です。「きれいめカジュアル」は理屈を知っておけば意外と簡単なことです。ちょっとしたシルエットを意識するだけで今までの自分がおしゃれに変化します。

アイテムの組み合わせ

20代、30代の前半と違って40代以上の新大人世代のカジュアルアイテムは少数精鋭です。

これさえ揃えておけばと言うアイテムを紹介させていただきます。

アウター

アウターは次の4種類を紹介します。このラインナップなら初歩的なカジュアルシーンに対応できると思います。

テーラードジャケット

「スーツと同じ形でも普段使い(私服)ができるような、カジュアルなジャケットのことで、「仕事などに着用するジャケット」をスーツと呼ぶとして分けています。

大きな違いの特徴は、スーツに比べてテーラードジャケットは

  • 肩パッドが入ってなく入ってなく肩の線がなだらか
  • 生地の光沢がないものが多い
  • 着丈が少し短い

という違いがあります。

最近はニットのテーラードジャケットが人気で、そのシルエットからカジュアル感をさりげなく演出できます。

カーディガンのように羽織れるニット系・ジャージ系のジャケットは【抜け感】にピッタリです。

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ニットブルゾン

短い丈のニットのアウターで、「ニットの優しい雰囲気」と「ブルゾンのこだわりのある雰囲気」がミックスされて格好よく、優しい印象を与えるメンズアイテムです。

最近ではその着こなし安さから人気のアイテムです。

インナーに白のTシャツなどの組み合わせもいいですね。

アウターとしても十分なニットブルゾンですが、薄手のニットブルゾンをジャケットやコート、ダウンなどの下に着るのも素敵です。

ステンカラーコート

一般的にフォーマルならチェスターコート、カジュアルならステンカラーコートがいいと思います。

最近はカジュアルでもチェスターコートを着用してジャケットやトップスでカジュアル感を出してカジュアルシーンでも頻繁に着られることありますが、襟とシルエットがちょっと硬い感じがします。

ステンカラーコートはラフな感じで羽織れるし装飾が少なめなので、シンプルなものが多く、オンオフ問わず着れるコートです。

それに小顔効果も期待できます。

HERNO ダウン ステンカラ—コート
ポリウレタンコーティングを施した防水性のあるフラップ付きボタン開閉仕様で、ステンカラ―コート仕様

ダウン

秋冬のアウターと言えばやっぱり「ダウン」ですよね。

カジュアル感の強い「ダウン」ですが表面の凹凸が少なく、全体的にシンプルで表面がさらりとした「ダウン」は上品な大人のカジュアルには欠かせません。

小松マテーレ リサイクル シャンブレー フード ダウンジャケット
デニムからスラックスまで様々なパンツと相性が良く、使い勝手の良いダウンジャケットです。
インナーはシンプルなニットやスウェットがおすすめです。

トップス

ニットTシャツ

カットソーのひとつで、ニット素材で編み上げられたTシャツを「ニットTシャツ」と言います。

白のTシャツスタイルにありがちな“透け”も気にする心配ないし、上品さと艶やかさを備えるニットTシャツなら大人のキレイめシルエットを演出するのにぴったりです。

おススメは真っ白より「灰色がかった白」または「黄色がかった白」のオフホワイトです。コントラス的に白のはっきりした印象を抑えた大人の上品さが感じられます。

用語説明

カットソー:「ニット素材(編物)の生地を裁断(cut)・縫製(sew)して作られる衣服の総称。ウィキペディアより引用

モックネックニット

「モックネック」とは襟元にやや高さがあるデザインのことで「モックタートルネック」の略と言われています。

タートルネック>ハイネック>モックネックの順で襟の高さで区別されます。

おススメする理由は7つ。

  • スタイリッシュで大人っぽく見える
  • タートルネックよりもコーデに取り入れやすい
  • 「キレイめ」でも「カジュアル」でもアウターに合わせ易い
  • 季節を通して着られる
  • 首が絞めつけられる感覚が少なくすっきり見せる
  • タートルネックが苦手でいままで敬遠がちな人でも馴染みやすい
  • 首の肌見せに効果的

など気軽に取り入れることが出来るアイテムでありながらキレイめ効果が高いからです。

Gran Sasso モックネック ニット “LUPPETTO M/L”
飽きのこないシンプルなデザインで、ネックラインと袖口、裾にはリブ編みを採用しています飽きのこないシンプルなデザインで、生地感は薄めながらもしっかりとした温かさを確保してくれます。

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BAFY バフィー モックネック ニット ハイネック セーター
編み糸の細いハイゲージなので薄手にはなりますが、保温性も十分にあり軽い着心地で着膨れすることもないのでインナーニットとしても重宝します。原毛の繊維が細いのでチクチクすることもなく、肌触りも滑らかでとても柔らかく上品な仕上がりです。

オックスフォードシャツ

オックスフォードシャツとは、オックスフォードクロスという生地を使って作られたシャツのこと。比較的厚手ですが、柔らかく美しい光沢感がありシワになりにくく丈夫さがあります。

ボタンダウンシャツの代表的な生地としても人気のシャツですが、レギュラーカラー(襟の開きが75~90度のベーシックな襟型)との組み合わせはより【抜け感】を演出してくれます。

パンツ(ズボン)

パンツはサイズ感とシルエットが大事なのでシルエットの違いで3種類、素材で1種類選択しました。

スラックスパンツ

スラックスとは「緩い」という意味の「スラックslack」から派生した呼び名で、一般的にはスーツや制服などのジャケットとセットアップで着用するパンツ(クリース(折り目)がある)で知られています。

スラックスの素材には、高級感があるウール、少しカジュアルなコットン、機能性が高いポリエステルなどが使われます。

ウエストを紐で止めたり、ゴムウエストになっていて着脱が簡易なパンツをイージーパンツと言います。 

特に大人の男性に選んでもらいたいイージーパンツは、細身でスッキリした、清潔感のあるシルエットです。

テーパードパンツ

最近主流のシルエットです。腰周りや太ももに余裕を持たせながら、裾に向かって細くなったフォルムが特徴です。

ゆとりあるはき心地とスッキリとした足元が両立しているため、大人にも最適なシルエットといえます。

脚部を自然なシルエットで演出してくれるパンツなので、比較的どなたでも取り入れやすい形ですね。おススメです。

スキニーパンツ

脚にピッタリと沿った細身のシルエット・デザインが特徴のパンツです。

体型に自信がないと着こなすのがやや難しいフォルムですが、脚線に自信のある方が下半身をスッキリ見せたい場合は試してみてはいかがでしょうか。

デニムスキニーパンツ

脚のラインにフィットするタイトなシルエットのボトムスのことで、素材がデニムなのでよりカジュアル感がでてリラックスした感じです。

最近の素材は伸縮性がいいのでフィットしても動きまわるのにストレスがなくしっとりした肌触りのものがおススメです。

シューズ

ローファー

40代50代の方ならとっても親しみのある「ローファー」です。

若かりし頃ちょうどアイビー、トラッドスタイルに取りつかれた世代にとって納得のフォルムです。何十年たってもその人気は衰えていません。

「コインローファー」とか別名「ペニーローファー」とも呼ばれるフォルムがシンプルでどの年代でも気軽に選びやすく一番の定番です。

1950年代のアメリカ東海岸の学生の間で人気を博したモデルで、アイビーの象徴ともいえるローファーで、諸説ありますがサドルの切れ込みに1セント(ペニー)硬貨を挟んで履くのが流行ったことが名前の由来らしいです。

Jalan Sriwijaya カーフレザーコインローファー
フレンチローファーにインスパイアされたJALAN SRIWIJAYAの定番ローファーです。

G.H.BASS BASS 11010H LARSON
1876年にアメリカで誕生したG.H.BASSは、ローファーを生んだブランドとして広く知られています。

その他、アッパーの甲部分に“タッセル=房飾り”がついた「タッセルローファー」と足の甲部分にエレガントな馬具(ホースビット)を模した金具アクセサリーを装飾した「ビットローファー」があります。

「タッセルローファー」も愛用されている方が多いですが、プレーンでコーディネートしやすい「コインローファー」をまず試されることをおススメします。

「ビットローファー」は見た目が少し派手な分扱い方が少し難しいようですね。

表革のローファーが定番ですが、子羊や子牛などの革の裏面をサンドペーパーなどで毛羽立てたレザーのスエードも近年評判です。

スエードのローファーは程よいカジュアル感と決して主張し過ぎることなく洒落感を底上げしてくれる最近定番のキレイめシューズです。

スエードローファーの3つのメリット

1.革靴なのに柔軟性があり、まるでスニーカーのような履き始めから足当たりが良いのがスエードの特徴です。表革のローファーより靴擦れもしにくいです。

2.どちらかというとカジュアル向きのアイテムですが、革靴特有の上品さも持ち合わせているのでビジカジスタイルのハズしとしても最適で足元の【抜け感】を演出してくれます。

3.起毛感があるから秋冬用の靴のイメージが強いかもしれませんが今は季節を問わず愛用する方が増えています。

選ぶポイントは2つ

1.黒や茶などのダークカラーの2択

パンツとシューズとのカラーコントラストから黒や茶のダークカラーをセレクトするのがベストです。

流行に左右されないしどんなコーディネートにもマッチし、かつ大人のキレイめを演出します。

2.ソールはラバー製

ソールがレザー製のものだと雨の多い日本では怖い思いをすることが多いですね。滑りにくいし水分が浸み込みにくいので、レザーよりちょっと重い感じがしますが靴底はラバー(ゴム)製がおススメです。

スエードのローファーにも「コイン」「タッセル」「ビット」というスタイルがありますが、ベーシックな「コイン」はもとより「タッセル」を好む方が多いようです。

スニーカー

いまや40代50代のカジュアルスタイルに欠かせない存在になっているのがスニーカーです。

いままでの感覚でいうとどうしても若者の履物と思われがちですが、スニーカーを上手に選べばおしゃれで清潔感のあってセンスが良くて女性受けがする大人のコーデが演出できます。

おススメする「スタイル」「カラー」「素材」は次の通りです。

  • [スタイル]:あえて大人らしさを重視して履き口が低いローカットタイプをおススメします。
    ハイカットタイプはカジュアルで若者感が強くなりがちで、その点ローカットは大人らしいコーデにマッチします。
  • [カラー]:黒・白・グレー・ネイビーのようなベーシックカラーをおススメします。
    アウターもパンツもベーシックでプレーンな配色で組み立てにコーディナートがバランスよく収まりますし着回しもできます。
    カジュアルコーデの中級・上級者でなければ目立つマークや派手な差し色が入ってないものがいいでしょう。
  • [素材]:大人のスタイルを意識してレザー素材をおススメします。
    レザーは伸びがよく、使うほど味わいが出るのも魅力のひとつで通気性と耐摩耗性に優れた特徴があります。

    なによりカジュアルでありながらフォーマル感のあるレザー素材のスニーカーは【抜け感】の必須アイテムの一つです。

    スエードのスニーカーもカジュアルさと上品さを兼ね備えていてなおかつ機能的にもレザーのような面倒なお手入れの必要がなく、汚れが奥まで侵入しにくいのが魅力です。
    こちらもおススメの素材です。

    ただしレザーもスエードもしっかりお手入れをしなければいけない手間がかかります。

コンバース オールスタークップ ポイントカラー ALLSTAR COUPE POINTCOLOR OX メンズ スニーカー 
ドレッシーなカップソールを採用したオールスター、オールスタークップのディテールアレンジモデル。 上品なホワイトのスムースレザーに、ポイントでカラーを挿したアイテム。 

UNITED ARROWS <hALON(アーロン)> オックスフォード スニーカー ユナイテッドアローズ シューズ・ ブラック
カジュアルスタイルには勿論の事、ジャケットやセットアップのかっちりスタイル足元や細身フォルムから、スラックスは裾幅気にせずコーディネイトしていただけます。

メゾン マルジェラ MAISON MARGIELA トレーナーシューズ S57WS0236 P1895 メンズ シューズ ライン22 ジャーマントレーナーシューズ 
アッパーがスムースレザーとスエードのコンビ。メゾン・マルジェラもアッパーの革以外、ほぼ踏襲。かかとの縫い目がアクセントです。インソールにオーストリアと記載されています。

Uチップシューズ

大人のカジュアルに欠かせない革靴と言ったらやっぱりUチップですね。

「Uチップ」とは、つま先部分にU字の装飾がある革靴の総称です。

「ストレートチップ」ほど堅苦しすぎず、「ウィングチップ」ほど華やかさはないけどビジネスでもカジュアルでもマッチする程よい存在感がカジュアルでも長く愛されている所以ですね

大人のカジュアルの足元アイテムとしてUチップのような全体的にぽってりと丸みがあるシルエットと靴底も若干厚みがあるボリューム感が主流となっています。

Uチップのスタイルは目新しいものではありませんが、ちょいゆるめのカジュアルファッションとの相性がいいと最近の注目アイテムになっています。

Paraboot CHAMBORD NOIR-LIS NOIR
Uチップ シューズ
パラブーツの定番Uチップ「CHAMBORD(シャンボード)」 です。

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トータルの色合わせに気を付ける

大人の【抜け感】は多色を使わない黒・ネイビー・グレー・白などの無彩色をベースにした配色が基本です。

あえてプラスするならベージュとか、せめてカーキなどのベーシックカラーを組み合わせて全体としてモノトーンをベースに、あとは色の濃淡を楽しむコーディネートが大人っぽさを演出します。

最近ではネイビーのテーラードジャケットの下にボーダーのTシャツの組み合わせで遊び心を演出して【抜け感】を楽しんでいる人も見かけますね。

あえて新しい色を取り入れたいなら「グレージュ」をおススメします。

万能の色「グレージュ」

SNSなどで若い女性にも人気のある「グレージュ」は、イタリア高級家具ブランドがトレンドカラーとして2009年頃に使い始めたのが始まりと言われて、くすんだ灰色であるグレーと黄色ベースのベージュ、その中間色でどんな着こなしにも取り入れやすく日本人の肌によくなじみ、かつ知性と優しさが漂う理想の色と人気のカラーです。

パンツなどに取り入れると大人っぽく上品なコーディネートが実現します。

サイズ感は重要

大人のカジュアルスタイルは特にサイズ感が重要です。

せっかく良いアイテムを組み合わせたり色合わせに気を使ってもサイズ感があってないと全体的にだらしなくなったり、子供っぽく見えてしまいます。

最近の流行でいえばビッグサイズやオーバーサイズを取り入れる傾向ですが、40代後半から50代以上の大人にはジャストサイズを基本に、スリムな体型で体のラインに自信のある方はタイトなサイズがいいでしょう。

大きすぎず、小さすぎないちょうど良いジャストサイズ感で全体のシルエットを統一することをおススメしています。

ちなみにジャストサイズとは、自分の身体に合ったサイズのことでぴっちりでもなくダボつくでもない着ていて心地いいサイズですね。

1.ジャケット

ジャケットサイズは「ムダがないこと」。

肩の位置が合っていること、袖は手の甲にかからない、着丈はおしりの半分程度までにするのが目安です。

袖の縫い目より内側に肩がある場合は、肩の位置が合っていないので肩が落ちてるようでだらしなく見えます。

手の甲がすっぽり隠れてしまうような袖もだらしなくまた幼い感じに見えてしまいます。

手首はむしろ見せたいくらいです。

身幅が広い(広がっている)と太っているように見えてスッキリ感が台無しです。

2.シャツ

シャツはまず「身丈」がポイントです。

腰~足の付け根の真ん中に裾がかかるくらいの着丈が、ちょうど良い長さです。

裾が長すぎると上半身が間延びした感じになり下半身との面積比が良くなく短足胴長に見えてしまいます。

肩幅も大きすぎるとだらしなく見えてしまいますし、胸周りがピチピチだと体型や乳首の形など見せたくないものまで見せてしまいます。

3.Tシャツ

着丈はシャツと同じくらいの腰から足の付け根の中間くらいで、Tシャツが体に張り付かない程度の余裕があるサイズ感が理想です。

大人だったら絶対体に張り付くようなピチピチのサイズ感はやめましょう。

体のラインをくっきり出してしまい、本人も窮屈でしょうし周りの人にも不快感を与えることがありますので。

身体のシルエットに自信があってむしろ強調したい人は別ですけど。

4.スラックス(パンツ)

裾がクシャクシャせず、パンツの生地がまっすぐ綺麗に伸びているスリムパンツやテーパードパンツならシルエットもスッキリして清潔感も感じます。

ポイントは裾の長さ。

ありがちですが靴の上に裾が乗ってしまい、生地がたるむことで締まりのないだらけたような印象を与えてしまいます。

裾は靴を履いた時に少し上くらいかくるぶしがちらっと見える程度がスッキリして見た目もいいですね。

デニムの場合は特に裾の長さがポイントです。

購入したままの裾の長さで穿きがちですが、そこはちゃんと気を使って足首がちらっと見える程度が大人サイズですね。

肌見せ効果

「肌見せの基本は3首」、つまり手首足首そして首回りを見せるのが基本です。

手首をさりげなく見せるコツは、昔からある「袖まくり(ロールアップ)」ですね。さりげなくですから手首から1,2めくりくらいがいいでしょう。

7分袖のテーラードジャケットなどはさりげなく自然に手首が見えておススメです。

手首に腕時計のアクセントが女性がときめくポイントらしいですよ。

足首もズボンの裾をまくる(ロールアップ)するか、裾丈を上げてジャストサイズにするか、くるぶしがちょっと見えるくらいにして裾周りをスッキリ見せるというのが効果的です。

首周りはとにかくスッキリすることが一番。TシャツやニットT、ハーフタートルネック、シャツなどでなるべくすっきり見せることが大人らしく清潔感のあるコーデになります。

シャツの場合、胸元のボタンを外してスッキリさせる方法もありますが、最大でも2個までのボタン外しをおススメします。

胸のボタンを大胆に外して見せるのは中級以上の方のテクニックになりますのでここではあえて割愛させていただきます。

まとめ

人の数だけ「個性」があります。

年齢、性別、容姿そして生活スタイルによってそれぞれの、その人らしいコーディネートもまちまちです。

あえてこの記事では長い間仕事と家庭の両立に専念された40代50代の、特に男性にカジュアルを楽しんでもらうための初級編的なことを紹介させていただきました。

ポイントは簡単にいうと

  • シルエット(キレイめスタイル)
  • アイテムの組み合わせ
  • 色の合わせ
  • サイズ感
  • 清潔感

の5つを理解することから始まります。

慣れてきたら人生の円熟期を迎える貴方の個性が光る、貴方だけのカジュアルスタイルをお楽しみください。

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