普段何気なく来ている季節ごとのアウターですが、ふとした瞬間に「このコーデはおかしくないのかなあ」と思ったことはありませんか。
40代となれば30代と違って外見でも着こなしでも大人のコーデが求められます。
周りの人はなかなか「おかしい」とは教えてくれないもので、その印象がずっとあなたのファッションセンスと思われてしまうかもしれません。
ここでは、なるべくわかりやすく40代メンズのアウターコーデのコツを深堀いたしました。
アウターのシルエットの選び方がわからない
「体型をカバーするための適切なサイズ感がわからず、オーバーサイズになりがち」という疑問を持っている人がいます。
体型を気にせずに、「着れるものは何でも着る」というのでは、単にアウターで自分の体型を隠しているだけにすぎません。
自分の体型に似合うアウターを着こなすことがアウターコーデの第一歩です。
そのアウターのシルエットについての解決策は次の通りです。
①体型をカバーするための適切なアウターのサイズ選び
ジャストサイズを意識する
- 肩の縫い目が肩幅と合っているかを確認する。
- 胸周りや胴回りが適度にフィットし、余裕がありすぎないこと。
- 袖丈は手首が少し見える程度がベスト。
サイズガイドを活用する
- ブランドごとにサイズ感が異なるため、公式のサイズ表を確認しましょう。
- 試着が難しい場合は、手持ちのジャストサイズのアウターを測って比較することが大切です。
インナーとのバランスを考える
- 厚手のインナーを着る場合は、多少のゆとりが必要です。
- 薄手のインナーならば、アウターもタイトめのほうがスッキリします。
試着時のチェックポイント
- 腕を前に伸ばしたときに窮屈すぎないか。
- ボタンを閉めたときに過度に余裕がないか。
- 横から見たときにシルエットが膨らみすぎていないか。
②シルエットを工夫する
アウター選びの際に気を付けてほしいのがまずシルエットですね。
オシャレの基本である「I」「Y」「A」のシルエットを意識してください。
✅ Iラインシルエットの特徴と適した体型
Iラインシルエットとは、アルファベットの「I」のように縦のラインを強調したスタイルのことを指します。具体的な特徴は以下の通りです。
- 縦長のシルエット:ジャストサイズのアウターやストレートなパンツを組み合わせ、全体的にスリムでスタイリッシュな印象を与えます。
- すっきりした印象:装飾やボリュームが少ないため、クリーンで洗練された印象を演出できます。
- シンプルなアイテム選びが鍵:細身のコートやジャケット、スラックスやスリムパンツと合わせることで、Iラインを強調できます。
Iラインシルエットを作るポイント
- アウターはチェスターコート、ステンカラーコート、ロングジャケットなど、縦長のラインを意識。
- ボトムスはストレートパンツやスリムパンツで統一感を持たせる。
- インナーはシンプルなシャツやタートルネックで余計なボリュームを抑える。
Iラインは大人の男性にぴったりのシルエットで、特に40代の方にも品よく着こなせるスタイルです。体型に合わせたアイテム選びをすれば、よりスタイリッシュな印象を作れます。
Iラインシルエットが適している体型
Iラインシルエットは、以下のような体型の方に特におすすめです。

- 1.標準体型~やや細身の体型
- Iラインは縦のラインを強調するため、標準体型やスリムな体型の方が最もバランスよく着こなせます。
- シンプルなデザインのコートやジャケットを合わせることで、洗練された大人の雰囲気を演出できます。
- 2.身長が高めの人
縦のラインがさらに強調されるため、身長が高い人が着るとスマートでモードな印象になります。 - ロングコートやストレートパンツを合わせると、よりスタイリッシュに。
- ぽっちゃり体型の人(細身のアイテムを選べばOK)
- 体型をすっきり見せる効果があるため、適度にフィットするアウターとパンツを選べば、スリムな印象を作れます。
- ダークトーンのカラーを取り入れると、より引き締まって見えます。
✅ Yラインシルエットの特徴と適した体型
Yラインシルエットとは、上半身にボリュームを持たせ、下半身をすっきりさせることで、アルファベットの「Y」のようなバランスを作るコーディネートのことです。
具体的には、オーバーサイズのアウターやボリュームのあるトップスと、細身のパンツやスリムなボトムスを組み合わせるのが特徴です。
Yラインシルエットのポイント
- 上半身にボリュームを持たせる
- ダウンジャケット、チェスターコート、MA-1などの厚手アウター
- ニットやスウェットなど立体感のあるトップス
- レイヤードスタイルで厚みを出す
- 下半身を細くまとめる
- スキニーパンツ、テーパードパンツ、スラックスなど
- 足元はシンプルなシューズ(ローファー、スニーカー)で統一感を出す
Yラインが適している体型

- 1. 細身・華奢な体型
- Yラインは上半身にボリュームを持たせることで、体の線を強調しすぎず、貧相に見えにくくなります。
- 特に、肩幅が狭い方はボリュームのあるアウターを取り入れると、男らしいシルエットに仕上がります。
- 2. 高身長の方
- 縦のラインを意識しやすく、スタイルをより良く見せることができます。
- 長めのコート+細身のパンツで「シュッとした印象」が生まれ、洗練された雰囲気になります。
⚠️ Yラインが難しい体型と対策

- 1. がっちり体型・筋肉質
- 上半身にボリュームを持たせすぎると、逆に体が大きく見えすぎる可能性があります。
- 対策としてミドル丈のアウターを選び、パンツをジャストサイズにすることでバランスを取るようにしましょう。
- 2. 低身長の方
- ボリュームのあるアウターが全体のバランスを崩し、重心が上がりすぎると、着られている感が出やすいです。
- 対策としてショート丈アウター(MA-1やGジャンなど)を選び、コンパクトなシルエットを意識するようにしてください。
Yラインシルエットは、細身の方や高身長の方に特に適しているコーディネートですが、アイテム選びやバランスを工夫すれば、がっちり体型や低身長の方でも取り入れることができます。
「上半身にボリューム、下半身をスッキリ」が基本ルールなので、体型に合わせた調整を意識してみましょう!
✅Aラインシルエットの特徴と適した体型
徐々に広がるシルエットのことを指します。男性用アウターでは、以下のようなアイテムがAラインの特徴を持つことが多いです。
- トレンチコート
- チェスターコート
- ダッフルコート
- ステンカラーコート
- ロング丈のモッズコート
これらのアウターは、肩周りがすっきりしており、裾がやや広がるデザインになっているため、エレガントかつスタイリッシュな印象を与えます。
Aラインシルエットを活かした着こなしポイント
- 細身のパンツと合わせる
→ Aラインのバランスを強調し、スタイリッシュな印象に。 - ロング丈を選ぶとより上品な雰囲気に
→ ひざ丈以上のコートは、Aラインのシルエットがより際立ち、大人っぽい印象を与える。 - 足元はブーツやレザーシューズで引き締める
→ シルエットにメリハリをつけ、全体のまとまりを良くする。
Aラインのアウターは、体型を問わず比較的取り入れやすく、エレガントな大人の着こなしに適しています。特に40代の男性には、品のある着こなしを演出するのに最適なシルエットです。
Aラインシルエットが適している体型
Aラインシルエットは、以下のような体型の方に特におすすめです。

- 1. 標準体型・やや細身の男性
- Aラインの広がりが全体のバランスを整え、スマートな雰囲気を演出。
- 適度なボリューム感があり、シンプルすぎずおしゃれに見える。
- ぽっちゃり体型・お腹が気になる男性
- 視線を縦に流す効果があるため、下半身にボリュームがあっても目立ちにくい。
- ウエスト部分がタイトすぎないため、お腹まわりのシルエットをカバー。
- コートの裾が広がることで、体全体をすっきり見せる効果が期待できる。
- 肩幅が狭い男性
- Aラインの広がりがあることで、肩の華奢さを目立たなくし、バランスを取りやすい。
- インナーにボリュームのあるニットやジャケットを合わせると、より自然に見える。
- 下半身がしっかりしている男性
- 腰回りや太ももが太めの人でも、裾が広がるAラインシルエットなら違和感なく着こなせる。
- ストレートパンツや細身のスラックスと組み合わせることで、より洗練された印象に。
適切なサイズを選ぶことで、スタイリッシュでありながら快適な着こなしが実現できます。
40代メンズのビジネスシーン向けアウター
40代男性がビジネスシーンで着用すべきアウターは、フォーマルな場面やオフィスでの印象を考慮し、洗練されたデザインと機能性を兼ね備えたものが求められます。
以下に代表的なアウターを紹介します。
1. コート系(フォーマル向け)
- ステンカラーコート:シンプルで上品なデザインで、スーツの上に羽織ることで、スマートな印象を演出。防風・防水性のあるものを選ぶと、天候に左右されず快適に着用できます。
ウール素材やカシミヤ混紡のものはより高級感があり、ビジネスシーンに最適。
- トレンチコート:防風・防水機能があり、フォーマルからビジネスカジュアルまで幅広く対応。ダブルブレストのデザインが特徴で、ウエストベルトを締めることでシルエットを調整できます。
撥水加工が施されたものは雨の日にも活躍。
- チェスターコート:スーツスタイルに最適なエレガントなデザイン。細身のシルエットが多く、身体にフィットすることでスタイリッシュな印象を与えます。
ウールやカシミヤ素材を選ぶとより上品な雰囲気に仕上がるのでおススメです。
2. ジャケット系(ビジネスカジュアル向け)
テーラードジャケット:カジュアルな場面でもきちんとした印象を与える。ビジネスカジュアルの定番であり、コットンやウール、リネンなど季節に合わせた素材を選ぶことで一年を通して活用できる。ストレッチ素材を使用したものは動きやすく、長時間の着用でも快適。
- ウールジャケット:防寒性とフォーマル感を兼ね備え、冬場のビジネススタイルに適している。上質なウールやツイード素材を選ぶと、保温性とエレガントさを両立できる。インナーに薄手のニットやタートルネックを合わせることで洗練されたコーディネートが可能。
- ライトダウンジャケット:薄手でスーツの上からも着用可能。軽量かつ保温性が高い。インナーダウンとしても使えるタイプなら、寒暖差のあるシーズンでも柔軟に対応できる。襟なしのデザインを選ぶと、ジャケットのシルエットを崩さずスタイリッシュに着こなせる。
3. ダウン・キルティング系(冬場の防寒対策)
- ダウンコート:シンプルなデザインのものを選ぶことで、ビジネスシーンでも違和感なく着用可能。高品質なグースダウンや撥水加工が施されたモデルを選ぶと、寒冷地でも快適に過ごせる。フード付きのタイプは防寒性が高いが、取り外し可能なものを選ぶとよりフォーマルな印象を維持できる。
- キルティングジャケット:軽量で動きやすく、スーツの上に羽織ってもスマートに見える。細かいキルトパターンのものはエレガントな印象を与え、ビジネスシーンにも馴染みやすい。保温性と通気性を両立するため、中綿の素材や裏地の選択も重要。
4. その他(機能性重視)
- カシミヤコート:上質な素材で保温性が高く、ラグジュアリーな印象を与える。ウールよりも軽く、しなやかな肌触りが特徴で、寒い季節でもエレガントに着こなせる。シングルボタンとダブルボタンのデザインがあり、シルエットによってフォーマル度が変わる。黒やネイビーなどの定番カラーを選ぶと、ビジネスシーンにも適応しやすい。
- ゴアテックスコート:雨風を防ぐ機能性があり、悪天候の日にも最適。透湿性も兼ね備えているため、ムレにくく快適に着用できる。ロング丈のものはスーツの上に羽織ってもスタイリッシュに見え、ショート丈はより機動性に優れる。フード付きのモデルもあり、カジュアルにも着回しやすい。
ビジネスシーンでのアウター選びでは、シルエットやカラーに気を配りつつ、機能性とスタイルを両立させることが重要です。
40代メンズのカジュアルシーン向けアウター
40代男性がカジュアルな場面で着用するのにおすすめのアウターを紹介します。
快適さとスタイリッシュさを兼ね備えたアイテムを選ぶことで、大人の余裕を感じさせるコーディネートが可能です。
1. ジャケット系
- デニムジャケット:定番のカジュアルアウター。Tシャツやパーカーと合わせてラフに着こなせる。濃い色のデニムジャケットは落ち着いた印象を与え、淡い色は春夏に爽やかに映える。ヴィンテージ加工のものを選ぶとこなれ感が出る。

- レザージャケット(ライダース):男らしい印象を与えるアイテム。シングルライダースはスッキリした印象、ダブルライダースはワイルドな雰囲気を演出します。
- 柔らかいラムレザーを選ぶと馴染みやすく、上質な印象を保てる。

- スイングトップ(ハリントンジャケット):クラシックでスポーティーな印象を与え、チノパンやデニムとの相性が良い。軽量で動きやすいため、春や秋のアウターに最適ですね。
- MA-1(フライトジャケット):ミリタリースタイルで人気。シンプルなデザインのものは大人のカジュアルにぴったり。
ナイロン製は軽量で気軽に羽織れるが、レザー製を選ぶとより上品な印象になります。
- コーチジャケット:軽量でラフに羽織れるアイテム。ストリートファッションにも適している。
撥水性のあるナイロン素材を選べば、雨の日でも快適です。
2. ブルゾン系
- スエードブルゾン:上品な質感が特徴で、大人のカジュアルスタイルに最適。落ち着いた色合いを選ぶことで、シックな印象を演出できるでしょう。
柔らかいスエード素材は着込むほどに馴染み、味わい深い風合いを楽しめるのでおススメです。
- ボアブルゾン:保温性が高く、冬のカジュアルシーンで活躍する。裏地にボアを使用しているため防寒性が抜群です。
デニムやチノパンと合わせると、リラックスした冬のスタイルを楽しめるし、オーバーサイズを選ぶとトレンド感が増すアイテムです。
- ナイロンブルゾン:軽量で機能的。スポーティーなコーディネートに定番です。
撥水加工が施されたものは雨の日でも快適に着用でき、ランニングシューズやスニーカーと合わせることで、アクティブな印象を与えますね。
3. コート系
- ダッフルコート:カジュアルでありながら品のあるデザイン。冬の定番アイテム。ウール素材が主流で保温性が高く、カジュアルなパンツやデニムとも相性が良いです。
トグルボタンとフードが特徴的で、落ち着いた色味を選ぶと大人の雰囲気を演出できるのでぜひ一着は持っていたいアイテムですね。
- ステンカラーコート(カジュアル仕様):カジュアルにも対応できるデザインを選ぶと、大人の余裕を演出できる。シンプルなデザインながらも、スリムなシルエットやチェック柄を選ぶことでアクセントを加えることが可能です。
薄手のものは春や秋に適し、ウール混紡のものは冬場にも活躍するします。 - チェスターコート(カジュアル仕様):フォーマルすぎないデザインのものを選べば、カジュアルシーンにもマッチ。素材次第で印象が変わり、ツイードやチェック柄を選ぶとカジュアルなスタイルにフィットすること請け合いです。
足元にスニーカーを合わせることで、こなれ感のある着こなしが完成する。
4. ダウン・キルティング系
- ダウンジャケット:軽量かつ防寒性が高く、冬の必須アイテム。フィルパワーの高い上質なダウンを選ぶと、軽さと暖かさを両立できるんです。
ロング丈のものは防寒性が高く、ショート丈はカジュアルなコーディネートに馴染みやすい。撥水加工が施されているものは、雨や雪の日でも快適に着用可能。
- ダウンベスト:インナーと組み合わせて温度調整がしやすい。Tシャツやシャツの上に重ねることで、軽快な着こなしが楽しめます。
アウトドアブランドのものは機能性が高く、都会的なデザインのものはタウンユースにも適していますね。
- キルティングジャケット:軽量でスマートな印象を与え、大人のカジュアルスタイルに最適。細かいステッチのデザインが上品で、ウールパンツやスラックスとも相性が良いのでおススメです。
ライナー付きのものを選ぶと、寒暖差の激しい季節にも対応しやすい。
5. スポーツ・アウトドア系
- マウンテンパーカー:防水・防風機能を備えたアウトドア定番アイテム。ゴアテックスなどの高機能素材を使用したものは、雨天や風の強い日でも快適。
シンプルなデザインを選ぶと、アウトドアだけでなくタウンユースにも適応できるのでいいですね。
- フリースジャケット:軽量で暖かく、アウトドアやタウンユースにも対応。保温性に優れたポーラテック素材を使用したものは、軽量ながらも高い防寒性を発揮します。
スタンドカラーやフルジップデザインを選ぶと、着回しの幅が広がります。
- ウインドブレーカー:軽くて持ち運びやすく、春や秋の羽織りとして便利。撥水加工が施されたものは、小雨程度ならしのげるためアウトドアやスポーツシーンで活躍する定番アイテムですね。
パッカブル仕様(折りたためるもの)を選べば、コンパクトに収納でき持ち運びが便利です。
カジュアルなシーンでは、リラックス感がありながらも品のあるデザインのアウターを選ぶことで、大人の男性らしい着こなしが完成します。
色の組み合わせを知りたい
40代の男性には、 落ち着いた色合いとシルエットが洗練されたアウター がおすすめです。
着合わせの際には、 ベーシックカラーをベースに、メリハリのあるカラーアクセント を加えることで、上品でおしゃれな印象を演出できます。
1.40代メンズにおすすめのアウター5選
① チェスターコート(上品で知的な印象)
- おすすめの色:ネイビー、グレー、キャメル
- 着合わせの色例
- ネイビーコート × グレーパンツ × ホワイトシャツ × ブラウンシューズ(シックで都会的)
- グレーコート × 黒タートルネック × ブラックデニム × 白スニーカー(モノトーンで洗練)
② テーラードジャケット(カジュアルにもドレスにも使える)
- おすすめの色:ブラック、チャコールグレー、ブラウン
- 着合わせの色例
- ブラックジャケット × 白Tシャツ × インディゴデニム × 黒ローファー(シンプル&上品)
- ブラウンジャケット × ベージュニット × ホワイトパンツ × スエードシューズ(大人の余裕を演出)
③ MA-1ジャケット(カジュアルながら品よく着こなせる)
- おすすめの色:カーキ、ネイビー、ブラック
- 着合わせの色例
- カーキMA-1 × 白ロンT × 黒デニム × グレースニーカー(抜け感のあるミリタリースタイル)
- ネイビーMA-1 × グレーパーカー × ベージュチノパン × 白スニーカー(カジュアルながらも品よく)
④ ダウンジャケット(冬の防寒とスタイルを両立)
- おすすめの色:ブラック、ダークネイビー、グレー
- 着合わせの色例
- ブラックダウン × グレーセーター × ブラックパンツ × 黒ブーツ(シックな冬スタイル)
- ネイビーダウン × 白タートル × ベージュパンツ × ブラウンローファー(落ち着いた大人の休日コーデ)
⑤ レザージャケット(40代の色気を引き出す)
- おすすめの色:ブラック、ダークブラウン
- 着合わせの色例
- ブラックレザー × グレーニット × 黒スラックス × 黒ブーツ(モノトーンでクールな印象)
- ダークブラウンレザー × ベージュシャツ × インディゴデニム × 茶系スエードシューズ(落ち着いたカジュアル)
2.40代メンズにおすすめの色の組み合わせ
アウターの色 | 合わせるトップス | 合わせるボトムス | 靴・小物のおすすめカラー |
---|---|---|---|
ネイビー | ホワイト、グレー、ベージュ | グレー、ブラック、ホワイト | ブラウン、ブラック、グレー |
ブラック | グレー、ホワイト、ボルドー | ブラック、グレー、インディゴ | 黒、ネイビー、グレージュ |
グレー | ネイビー、ホワイト、ブラック | ブラック、ホワイト、ブラウン | 黒、茶、グレージュ |
ブラウン | ベージュ、ネイビー、グレー | ホワイト、インディゴ、ブラック | ダークブラウン、ベージュ |
カーキ | ホワイト、グレー、ブラック | ベージュ、ネイビー、ブラック | 黒、グレー、茶 |
40代のメンズには 落ち着いたカラーのアウター をベースに、 ベーシックカラー同士の組み合わせや、ワンポイントでアクセントカラー を加えると洗練されたスタイルが完成します。
シルエットや素材にもこだわり、シンプルながらも大人の品格が漂う着こなしを楽しんでください。
トレンドと年齢のバランスは?
■ アウターのトレンド
40代の男性が取り入れやすいアウターのトレンドを見ていきましょう。
- ミニマルなテーラードジャケット
- シンプルなデザインでありながら、上質な素材(ウール、カシミヤ、リネンなど)を使ったジャケットが人気。
- カジュアルなインナー(Tシャツやニット)と合わせても品格を保てる。
- ショート丈ブルゾン(ボンバージャケットやスイングトップ)
- 適度なカジュアルさを演出しつつ、ジャストフィットで大人の品格を保つ。
- レザーやスエードなどの上質な素材を選ぶことで、落ち着いた印象に。
- ミドル丈のコート(チェスターコート、ステンカラーコート)
- スーツスタイルにも対応できるシンプルなコートが引き続き人気。
- カラーはネイビー、グレー、キャメルが定番。
- ダウンジャケット(薄手・タイトシルエット)
- 40代にはボリュームのあるダウンよりも、軽量でシルエットのきれいなダウンが適している。
- モンクレールやタトラスなど、ラグジュアリーなブランドのシンプルなモデルが人気。
- ミリタリー系アウター(M-65、MA-1)
- 無骨なデザインながら、シックなカラー(ブラック、ネイビー、オリーブ)を選ぶと都会的な印象に。
- 素材やサイズ感にこだわることで、カジュアルすぎず洗練された雰囲気を演出。
■ 40代にふさわしいアウターの選び方(年齢とのバランス)
40代になると、若者向けのトレンドをそのまま取り入れるのは難しくなります。
以下のポイントを意識すると、年齢とのバランスが取れた着こなしになります。
1. シルエットを意識する
- オーバーサイズすぎるものは避け、体型に合ったスリムなシルエットを選ぶ。
- ショート丈ならジャストサイズ、ロング丈ならややゆとりのあるフィット感を意識。
2. 素材の上質さを重視
- 安価なポリエステル素材ではなく、ウール、カシミヤ、レザーなどの天然素材を選ぶ。
- 40代は「質」で差をつけることが大切。
3. カラー選びはシックに
- ブラック、ネイビー、グレー、ベージュ、カーキなど落ち着いた色合いが基本。
- たまに深みのあるボルドーやダークグリーンを取り入れると洒落た雰囲気に。
4. ディテールはシンプルに
- ロゴや装飾が少ない、洗練されたデザインのものを選ぶと大人の余裕を演出できる。
- 例えば、チェスターコートならラペルが細めのもの、ダウンジャケットならフードの着脱ができるシンプルなモデルが◎。
5. TPOに合わせたアウターを選ぶ
- ビジネス:チェスターコートやステンカラーコート
- カジュアル:レザーのブルゾンやスイングトップ
- アウトドア:シンプルな薄手ダウンや高機能素材のアウター
40代のメンズアウターのトレンドは「シンプル・上質・洗練」がキーワードです。
シルエットや素材、カラーにこだわりながら、TPOに応じたアウターを選ぶことで、年齢にふさわしい大人のスタイルを確立できます。
トレンドを取り入れつつも、若作りにならないようにバランスを意識し、品のある着こなしを心がけましょう。
アウターと着回しやすいアイテムはどう選ぶ?
40代メンズのアウターは、シンプルで余計な装飾が少なく、シルエットの美しさで魅せる上質なデザインと、ウールやレザー、しっかりしたコットンなどの上質な素材を選ぶのがポイントです。
カラーはブラック・ネイビー・グレー・ベージュなどのベーシックカラーが、どんなコーディネートにも馴染みやすくおすすめです。
トレンドを追いすぎると着こなしが難しくなり、派手すぎると若作り感が出ることも。
ベーシックなデザインのアウターを選べば、オン・オフどちらのシーンにも対応しやすく、長く愛用できます。
40代メンズにおすすめのアウターごとの着回し例
1. チェスターコート(ウール)
✅ 特徴:
- ビジネスにもカジュアルにも対応可能
- きちんと感があり、シンプルなスタイルを格上げ
👕 着回し例:
スタイル | コーディネート例 |
---|---|
ビジネス | ネイビーのチェスターコート × グレースラックス × 白シャツ × 革靴 |
カジュアル | グレーチェスターコート × 黒タートルネック × デニム × スニーカー |
2. ステンカラーコート(コットン・ナイロン)
✅ 特徴:
- シンプルでどんな服にも合う万能アウター
- 春・秋・冬の3シーズン着用可能
👕 着回し例:
スタイル | コーディネート例 |
---|---|
ビジネス | ベージュのステンカラーコート × 紺ブレザー × チノパン × ローファー |
カジュアル | ブラックのステンカラーコート × 白Tシャツ × デニム × スニーカー |
3. レザージャケット(シングルライダース)
✅ 特徴:
- 大人の男らしさを演出できる
- キレイめにもカジュアルにも合わせやすい
👕 着回し例:
スタイル | コーディネート例 |
---|---|
キレイめ | ブラックレザージャケット × グレータートル × ウールパンツ × ブーツ |
カジュアル | ブラウンレザージャケット × 白Tシャツ × デニム × スニーカー |
4. ダウンジャケット(シンプルデザイン)
✅ 特徴:
- 防寒性が高く、冬の必須アイテム
- シンプルなデザインなら大人っぽく着こなせる
👕 着回し例:
スタイル | コーディネート例 |
---|---|
ビジネス | ネイビーダウンジャケット × 黒タートル × スラックス × 革靴 |
カジュアル | ブラックダウンジャケット × スウェット × デニム × スニーカー |
5. テーラードジャケット(カジュアル仕様)
✅ 特徴:
- きちんと感を出しつつ、カジュアルにも対応可能
- インナーを変えれば、オールシーズン活躍
👕 着回し例:
スタイル | コーディネート例 |
---|---|
ビジネス | ネイビージャケット × グレースラックス × 白シャツ × ローファー |
カジュアル | ブラックジャケット × ボーダーTシャツ × チノパン × スニーカ |
40代のアウター選びでは、シンプル・上質・着回しやすさを意識することが大切です。
チェスターコート、ステンカラーコート、レザージャケット、ダウンジャケット、テーラードジャケットなど、長く使えるアイテムを厳選して、コーディネートの幅を広げましょう。
靴や小物とのコーディネート
40代の男性にとって、アウター選びはコーディネート全体の印象を決める重要なポイントです。
ここでは、シーン別にアウターと靴・小物の組み合わせを提案します。
① カジュアルな休日スタイル
アウター:レザージャケット(シングルライダース)
靴・小物の組み合わせ

- 靴:スエードローファー / サイドゴアブーツ(落ち着きのある大人の雰囲気を演出)
- バッグ:レザー製トートバッグ / ショルダーバッグ(シンプルで高級感のあるものを選ぶ)
- 腕時計:シンプルなクロノグラフ(無骨ながら洗練された印象に)
- ストール:カシミヤ素材の無地ストール(寒い時期にさりげなくプラス)
💡 ポイント
レザージャケットの無骨さに、大人らしい品のある靴や小物を組み合わせることで、若作り感を排除し、洗練された印象に。
② ビジネスカジュアル
アウター:チェスターコート(ウール素材)
靴・小物の組み合わせ

- 靴:ストレートチップ / ダブルモンクシューズ(上品さを演出)
- バッグ:レザーのブリーフケース(シンプルで無駄のないデザインが◎)
- マフラー:ウール or カシミヤのストライプ柄(アクセントをプラス)
- ベルト:靴と同色のレザーベルト(統一感を出す)
💡 ポイント
チェスターコートはシルエットが重要。スリムなパンツと合わせ、スタイリッシュな印象を強調。
③ きれいめカジュアル(大人のリラックススタイル)
アウター:ステンカラーコート(ベージュ or ネイビー)
靴・小物の組み合わせ

- 靴:白スニーカー(レザー) / ダービーシューズ(シンプルでクリーンな印象)
- バッグ:キャンバス×レザーのトートバッグ(カジュアルすぎず上品に)
- キャップ:ウール素材のキャップ(カジュアルになりすぎない大人仕様)
- メガネ:シンプルなウェリントンフレーム(知的な印象をプラス)
💡 ポイント
ステンカラーコートの軽快な雰囲気に、スニーカーやカジュアルな小物を合わせて、適度な抜け感を作る。
④ 冬の防寒スタイル(アウトドア・街歩き)
アウター:ダウンジャケット(モノトーン or ネイビー)
靴・小物の組み合わせ

- 靴:トレッキングブーツ / 厚底レザースニーカー(防寒性とスタイリッシュさを両立)
- バッグ:ナイロン製バックパック / レザー製ウエストバッグ(機能性重視)
- 手袋:レザーグローブ or ウールのニットグローブ(防寒+大人の上品さ)
- ニット帽:カシミヤ or ウールのシンプルなデザイン(シックなカラーが◎)
💡 ポイント
機能性を意識しつつ、カラーを統一して都会的なアウトドアスタイルに仕上げる。
40代のメンズがアウターを選ぶ際は、「シルエットの美しさ」と「素材の上質さ」が重要です。
また、靴や小物との組み合わせ次第で、カジュアルにもエレガントにも変化します。
シーンに合わせて適切なアイテムを選び、40代らしい洗練されたスタイルを楽しみましょう。
40代メンズにおすすめのブランドアウター
40代男性向けのアウターブランドを紹介します。
これらのブランドは、大人の男性にふさわしい洗練されたデザインと機能性を兼ね備えています。
※下記商品は楽天市場で販売中のものです。(2025.2月現在)
販売済の場合はご容赦ください。
- 英国発の老舗ブランドで、軽量かつ上品なスプリングコートが魅力。
- ステンカラーコートやトレンチコートはビジネスにもカジュアルにも対応。
2. Barbour(バブアー)
- 英国の伝統的なワックスコットンジャケットが有名。
- カジュアルな着こなしに最適で、オイルドジャケットの軽量モデルは春先にぴったり。
3. Loro Piana(ロロ・ピアーナ)
- 上質な素材を使用したエレガントなアウターが特徴。
- カシミヤやリネン混紡のライトウェイトジャケットは、春の気候に快適。
4. Herno(ヘルノ)
- イタリア発のブランドで、軽量でスタイリッシュなスプリングジャケットを展開。
- スリムなシルエットと防水性を備えたモデルが多く、都会的な印象を与える。
5. The North Face Purple Label(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル)
- 機能性とデザイン性を兼ね備えたアウトドア系のアウター。
- シンプルで大人向けのデザインが特徴で、タウンユースに適している。
6. Cinquanta(チンクアンタ)
- イタリアのレザーブランドで、軽量なスエードやレザーのブルゾンが魅力。
- 春先の肌寒い日にも活躍する大人のためのアウター。
7. Paul Smith(ポール・スミス)
- 遊び心のあるデザインが特徴の英国ブランド。
- シンプルながらディテールにこだわったスプリングコートやジャケットが豊富。
8. Theory(セオリー)
- ミニマルなデザインと機能性を両立したモダンなブランド。
- 軽量なナイロンブルゾンやストレッチ素材のアウターは春に最適。
9. MOORER(ムーレー)
- 高級感と機能性を兼ね備えたイタリアブランド。
- 軽量ダウンや薄手のウールジャケットは、春先の温度調整に適している。
10. AURALEE(オーラリー)
- 日本のブランドで、シンプルながらも素材にこだわったアイテムを展開。
- リラックスしたシルエットのコートやブルゾンは、上品な大人のカジュアルスタイルに。
これらのブランドのアウターを取り入れることで、40代男性らしい洗練されたコーディネートを楽しむことができます。
まとめ
40代メンズは、ビジネスシーンでもカジュアルでもなにかと注目されやすい対象です。
それは30代から40代に移り変わるころ、男として一番輝く時期からなのかもしれません。
そして、アウターを着るときに大人のコーデが発揮されるときなのです。

- 自分の体型とアウターを着た時のシルエット効果を見極める
- ビジネスシーンやカジュアルスタイルの時などのTPOに合わせたアウターを選ぶ
- ベーシックカラーをベースに、メリハリのあるカラーアクセント に気をつける
- 素材の質にこだわる
- 靴や小物とのコーディネートに気を付ける
- 全体的に清潔感のあるキレイ目コーデを常に意識すること
ぜひ上のポイントを参考にアウターコーデをお楽しみください。