2015年1月よりフジテレビ系でキンプリ永瀬廉さんとラブコメ“俺様のわがまま御曹司”でヒロイン役を演じることが決定しました。
山下美月さんといえば女性アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーで、現在は『CanCam』の専属モデルを務めるファッションモデルであり、現在はドラマや映画で活躍する女優でもあります。
連続テレビドラマでは”神酒クリニックで乾杯を”(2019年1月)を皮切りに、10を超えるドラマに出演し、映画では”日日是好日”をはじめ4本で好演を務めています。
映画初出演の”日日是好日”では中盤以降、ほんのちょっとの出演でしたが、黒木 華さん、樹木希林さん、多部未華子さんなど錚々たるメンバーが出演する映画でういういしいデビューを飾りました。
まだまだぎこちない演技でもありましたが、その茶道の所作はなかなか見ごたえがありました。
ドラマで特によかった演技は”下剋上球児”で根室という生徒の姉役で、脇役ではありましたが自然で、しっくりとした演技と表情と雰囲気を感じさせます。
学生物が多い中で、大人の役を見事にこなすその演技は主役の鈴木亮平さん、黒田華さん、井川遥さんなどに交じって非常に好感の持てる演技でした。
2025年1月から始まる『御曹司に恋はムズすぎる』というラブコメでどんな演技を見せてくれるかが期待されます。
山下美月さんの演技が上手いと高評価されている3つの理由
①プロ意識が高い
彼女がこれまで出演してきた映画やドラマでの共演者の影響が大きいと思います。
初映画出演の主役は、黒木華さん、樹木希林さん、多部未華子さんなど、どなたも一人一人が主役級の役者さんです。
「下剋上球児」でも鈴木亮平さんは演技に大変ストイックな方として有名です。またここでも共演した黒木華さんも自然な演技や表情が有名な役者さんです。
このような共演者が取り組む姿勢を見ながら自然とプロとしての意識が芽生えていったのでしょう。
②魅せるということにこだわりがある
彼女が出演する殆んどのドラマや映画で、完全な主役、スタンドプレーというポジションは少ないです。
その演出の中で与えられた役を想像し形にし、共演者と絡んでいくという感性はある意味もって生まれた才能でしょう。
彼女の場合、「下剋上球児」にしても「電影少女」の神尾マイ役に相手もその目力(めじから)は特筆するものがあります。
受け答えの表情もドラマを重ねるうちに違和感なく自然で、見る人を納得させる力があります。
アイドルでもありモデルでもある彼女にとって、見られる、魅せるということはどういうことかを客観的に判断できる性格なのかもしれません。
③与えられた役を理解する力と実践する熱意がある
有名な俳優といわれる純粋な役者さんを相手にするうちに、彼女なりに学ぶことや吸収したいという意識が高いのだと思います。
旧ジャニーズ系や乃木坂系のそれこそアイドルと自分で称する人がドラマにでて見せる演技は悪目立ちする人が多いですが、彼女の場合、与えられた役を違和感なく務めるという役者としての能力と前向きの思考が感じられます。
まとめ
2025年1月7日から始まる“俺様のわがまま御曹司”は大手アパレルメーカーの会長の孫として、思いっきり甘やかされ自由奔放に生きてきた御曹司が、真逆の環境で生まれ育ってきたド庶民女子と同僚になり、ともに子ども服作りに取り組みながら、初めての挫折と本気の恋を知るロマンティックコメディーです。
意外と難しいラブコメでの演技で、山下美月さんの成長した姿を見るのが楽しみですね。
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