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肌触りで気づく40代男性の乾燥肌の原因とおススメの対策5選!

スキンケア

40代を過ぎたころからの男性が肌の変化に気付く一番のきっかけは「手で触るとザラついている」という肌触りの感覚です。

  • 30代の時はあまり意識しなかったけど、最近はしっとり感を感じなくなった
  • 全体的にざらつく感じがする
  • 弾くようなハリがめっきりなくなった

などと40才を過ぎた頃の男性は自分の肌の異常に気付き始めるのです。

いままで、肌の変化を気にしていなかったので「肌の手入れを意識したことがほとんどなかった」そのツケが回ってきたのか!と後悔する方もいらっしゃるでしょう。

そもそも男性の肌は女性に比べて男性の肌は皮脂の分泌量が多く、水分量が少ない特徴があるのです。

つまりもともと男性の肌は乾燥しやすい性質があるのですが、それをいままで若さがそれをカバーしていたという事です。

今回は「なぜ40代からの肌は乾燥しやすいのか」「乾燥肌のケア」についてご紹介します。

40代男性の乾燥肌の特徴と乾燥しやすいワケ

①40代男性の肌は乾燥性脂性肌(インナードライ)になりやすい

そもそも「男性の肌は女性に比べ皮脂性が強く水分を保ちにくい」という性質があります。

つまり肌の表面は皮脂でつやつやしているのに、肌の奥の水分は足りてなく乾燥状態にあるという「乾燥性脂性肌(インナードライ)」になりやすく気づきにくい特徴があるので乾燥肌になりやすいということです。

②肌のターンオーバー機能が低下する

ターンオーバーとは皮膚の一番表面の表皮で起こる細胞の生まれ変わりのことです。

表皮の一番下にある基底層で生まれた基底細胞が細胞分裂によって角質細胞となり、角質層に蓄積されます。

そして一定期間が過ぎると古くなった角質細胞は自然と剥がれ落ちるといったこの一連のサイクルを「ターンオーバー」といいます。

ターンオーバーの一定のサイクル(約28日間)の乱れは直接肌の異常として現れます。

例えば、肌がダメージを受けると急いで修復しようとはたらき、ターンオーバーのスピードが速まり、天然保湿因子を十分に作る時間がないため、とても乾燥しやすくなります。

一方、ターンオーバーが遅い場合は肌の細胞がスムーズに入れ替わらず角質層が厚くなり肌のごわつきを生じます。

このように、ターンオーバーのサイクルが乱れることによって角質層の保湿成分が不足することでバリア機能が低下し、乾燥も進んでしまったりするのです。

個人差はありますが、年齢を重ねるにつれてターンオーバーの周期は遅くなり、40代になると40日以上になるとのデータがあります。40代男性の乾燥肌に及ぼす日常生活の影響

40代男性の乾燥肌に及ぼす日常生活の影響

40才からの男性の乾燥肌の特徴は、加齢による生理的な現象であるので、誰でも大なり小なり影響を受けることはしょうがない現象です。

しかし、それ以上に乾燥肌になりやすい原因は、日常の生活習慣によるものが大きいのです。

シェービング

シェービングは、刃を直接肌に当てることでヒゲと一緒に皮膚の外側にある角質層にダメージを与えます。

角質層がダメージを受けると、バリア機能が低下することがあります。

これがほとんど毎日となるとダメージは深刻ですし年齢とともに回復にも負担が大きくなります。

その結果、肌内部の水分を保てなくなり、乾燥肌の原因となってしまうのです。

紫外線

乾燥肌の原因となる紫外線が一番肌に影響を及ぼすのが肌のバリア機能を低下させるという事です。

バリア機能が低下するということは肌を守ろうと角質が分厚くなり、水分補給が困難な肌になってしまう可能性があります。

微量の紫外線でも、長時間浴びると肌はかなりダメージを受けるのでこの状態を放置し続けると、乾燥は加速していく一方なのです。

睡眠不足

睡眠不足になると、肌の新陳代謝を促すホルモンの分泌が低下し、ターンオーバーによる細胞の修復を妨げるため肌の細胞が正常に代謝できず、肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなります。

また睡眠不足は肌の水分バランスを乱し、コラーゲンの生成が活発に行われなくなるため、肌の弾力性が失われる可能性もあります。

美肌によい「成長ホルモン」が多く分泌されるのは、「睡眠直後90分程度のノンレム睡眠(深い眠り)」だとよくいわれています。

ストレス

ストレスを感じると体内で「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌され、肌にうるおいを与える「セラミド」が分解されてしまいます。

また、ストレスによってホルモンバランスや自律神経のバランスが乱れると、肌のターンオーバーにも影響し、水分量や皮脂量のバランスが崩れて肌荒れにつながります。

男性の肌は皮脂が多く水分が蒸発がしにくい反面女性の肌よりストレス耐性が弱いため、内的要因で肌荒れを引き起こすリスクが高くなります。

偏った食事

偏った食生活は肌のバランスを崩し、乾燥肌の原因となる可能性があります。

特に、糖質や脂質の多い食事、塩分や糖分、脂質の取り過ぎは肌にとっても健康に良くないと言われています。

  • たんぱく質やミネラルなどの栄養素を偏らないように摂る
  • さまざまな野菜がまとめて食べられる料理を積極的に食べる
  • 食物繊維やオリゴ糖を摂取する。
  • 生芋こんにゃくなどのセラミドを摂取する。

運動不足

運動不足により血行が悪くなると、肌細胞への酸素や栄養素の供給が不十分になります。

その結果、肌のくすみや乾燥、弾力の低下などが起こりやすくなり、肌を守るために皮脂の分泌量が過剰になる乾燥性脂性肌リスクが高くなります。

適度な運動は、基礎代謝が上がり、発汗することで必要な皮脂膜も生成されやすくなり、体のバリア機能が整えられるため、乾燥肌の改善に効果的といえます。

間違った洗顔方法

洗顔料を手で塗りたくりゴシゴシ洗う男性がしがちなこの洗顔法はNGです。

ゴシゴシ洗いでは肌が傷つくからです。思った以上に男性の肌は傷つきやすいのです

洗顔で大切なのは肌に摩擦を与えず、潤いを残しつつ汚れを浮かして落とすことです。

そして洗剤の成分が残っていると、肌荒れの原因になるため、すすぎは、生え際まで丁寧に行うことが大切です。

40代男性の乾燥肌におススメのケア対策5選!

1.まず第一に肌の乾燥の原因を知りケアを持続することを意識する

前述のとおり、男性の皮脂分泌量は女性の約2~3倍ともいわれていますが、その反面水分は女性よりも少ないため、乾燥性脂性肌になりやすい特徴があります。

まして肌は乾燥すると、うるおいを補うために皮脂をどんどん分泌しようとしてしまう性質があります。

つまり、本来は水分補給したいところを、水分が不足しているために油分で補おうとしている可能性があるということです。

そのため男性の肌表面は皮脂でテカテカしていても肌内部は水分が不足していることが多いので乾燥に気付きにくいのです。

まして原因の一つの加齢による機能の衰えがあるので、これから50代60代、それ以上の年齢になって低下することはあっても放置しておけばどんどん症状が深刻化していくことは容易に想像できますね。

  • 男性特有の乾燥しやすい肌の性質
  • 加齢によって肌機能は低下する
  • そのまま放置しておくと事態はますます悪化する

ということを十分理解して、継続して肌のケアを習慣づけることを意識することが大切なんです。

2.1日3分の正しい洗顔習慣

ポイントは「洗顔&スキンケア」

肌表面の汚れを丁寧に洗い流し汚れはしっかり落としつつ、必要な潤いは残す、それを可能にするたっぷりの泡で洗う”泡洗顔”がおススメです。

続けると皮膚の保湿力がアップし、化粧品の成分が肌にグンと浸透しやすくなります。

そして乳液やクリームでフタをし、水分の蒸発を防げば朝の洗顔習慣は完了です。

肌に優しい洗顔方法

  1. 洗顔剤を手にとり、きめ細かい泡を作る
  2. 顔全体に泡を包むように伸ばし、力を入れ過ぎないように指の腹でくるくる洗顔する
  3. ぬめりがなくなるまで優しく洗い流すように丁寧にすすぐ
  4. 清潔で柔らかいタオルをそっと顔に当て顔の水分を取るイメージで水分を取る
  5. 指定量の化粧水を両手の手のひらでこすり合わせながら両頬に軽く押し当ててまんべんなく広げる
  6. 額に右手のひらを、口や頬周辺に左手のひらをあて20秒間ほどかけて顔全体に馴染ませる
  7. そのあと指定量の乳液(美容液)を同様に20秒間ほどかけて顔全体に馴染ませる

これで1日3分の洗顔習慣が完了です。ぜひお試しください。

洗顔時におススメのスキンケアグッズ

洗顔
化粧水
美容液

3.男性特有の髭剃りにはちゃんと手順がある

男性のヒゲは15歳〜20歳ですべて生え揃うと言われています。

社会的にそれなりの身だしなみを求められる20歳から習慣的に髭剃りを始めたとして、毎日髭剃りをした場合、40歳までに朝1回としても20年間でざっと7,300回髭剃りをしたという事になります。

ちょっと間違えば髭剃り負けをしたり血を流すこともある鋭い刃物で素肌をなぞっているわけですから、いくらシェービングフォームを付けていたとしても肌のダメージがあることは分かりますよね。

ひげ剃りの際、ひげと一緒に肌の表面も削られます。削られた肌は一生懸命再生しようとしますが、その度に硬くゴワゴワしてきます。

年齢と回数を重ねればなおさらです。

水で濡らしただけのT字カミソリで、毛の流れに逆らってゴリゴリとチカラ任せに剃るなど、もってのほかと言わざるを得ません。

正しい髭剃りの方法

髭剃り前の準備

  1. 事前準備として、まずは洗顔をおこなう
  2. 蒸しタオルで髭や肌を温める
  3. カミソリに刃こぼれがないか、汚れていないかを確認する(細菌が肌内部に侵入して炎症などを起こすリスクがあるため)
  4. シェービングフォームを髭全体に馴染ませる

カミソリで髭を剃る手順とその後のケア

  1. まずはじめに、もみあげや頬のあたりから剃りはじめる(硬い髭が生える口周りやアゴ周辺に水分が浸透する時間稼ぎのため)
  2. 髭の生えている方向に沿って軽くすべらせるように動かす「順剃り」をメインで行う
  3. より深剃りしたい場所に限って髭の流れに逆らって剃る「逆剃り」を優しく行う
  4. 完了したら、まずはシェービングフォームを洗い流す
  5. 殺菌作用のある洗顔フォームで洗顔
  6. ローションや保湿クリームを用いて肌の乾燥を防止する

「朝の忙しい時間にそんな悠長なことやってられないよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、40才から先の20年間、7,300回もの髭剃りのダメージはもっと深刻なものになりかねません。

ぜひ実践されることをおススメします。

シェービングジェル
保湿ジェル
ローション

4.無関心になりがちな紫外線への対策

紫外線によるダメージは40代以上の男性の乾燥肌に大きく影響を与えている原因だと言えます。

紫外線を浴びると、肌の中で炎症が起こり「うるおい構造(角層ラメラ)」が乱れ、水分を保つことができなくなって肌が乾燥してしまうのです。

太陽から浴びる紫外線には3つの波長、「UVA(紫外線A波)」と「UVB(紫外線B波)」「UVC(紫外線C波)」が存在します。

「UVC」は人体に一番有害とされている紫外線ですがオゾン層でカットされるので地表には届きません。オゾン層破壊がもっと進まない限りいまのところ気にしなくて大丈夫です。

波長が長い「UVA」は、地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占めるもので「生活紫外線」とも言われます。

波長が短い「UVB」は、屋外での日焼けの主な原因となるので「レジャー紫外線」とも言われています。

日焼け止めを選び指針「SPF」と「PA」

日焼け止めを選ぶ目安となるものに「SPF」と「PA」があります。

「SPF」は主に「UVB」の防止効果を表す数値で、紫外線にあたってから肌が赤くなるまでの時間をどの程度遅らせることができるかを測定した値です。

SPFは50までの数字であらわし、数字が大きくなるほどUVBを防ぐ効果が高くなります。また、50以上はSPF50+と表示されます。

SPF値1の目安は約20分。SPF20ならば、20分の20倍、つまり20分×20=400分 (6.6時間)日焼け止め効果を持続させることができるということです。

SPF50ならば20分×50=1000分 (16.6時間)となります。

日常生活やオフィスワークなら20~30、外回りや屋外での活動では50を選ぶことをオススメします。

「PA」はUVAを防ぐ効果で、紫外線にあたってから肌が黒くなるまでの時間をどの程度遅らせることができるかを測定した値です。

PAは「UVA」をカットする強さを表し、数字ではなく[+]から[++++]までの4段階で表示され、+の数が多いほどUVAを防ぐ効果が高くなります。

紫外線によるダメージは40代以上の男性の乾燥肌に大きく影響を与えている原因だと言えます。

紫外線を浴びると、肌の中で炎症が起こり「うるおい構造(角層ラメラ)」が乱れ、水分を保つことができなくなって肌が乾燥してしまうのです。

PAの種類UVA防御効果を示す数値UVAカットの目安
PA+2 以上 4 未満UVA防止効果がある
PA++4 以上 8 未満UVA防止効果がかなりある
PA+++8 以上 16 未満UVA防止効果が非常にある
PA++++16 以上UVA防止効果が極めて高い
日本化粧品工業連合会の基準(国際規格)

日焼け止めの紫外線を防ぐ2つの方法

日焼け止めには大きく分けて2つの方法があります。

  • 紫外線を肌の表面で反射・散乱させる紫外線散乱剤
  • 紫外線を吸収させて肌に届かないようにする紫外線吸収剤

紫外線散乱剤(反射剤)は酸化亜鉛、酸化チタンなどの白色の微粒子が使われるため、白浮きしやすいのが難点ですが肌への刺激が少ないので敏感肌の方に向いているといえます。

紫外線吸収剤は紫外線の防止効果が高いことと、原料が透明なので塗っても白浮きしないし、伸びが良くサラッとした使用感が特長のため、ボディなど広い範囲に塗るときに向いています。

半面、有機化合物である吸収剤そのものや、熱エネルギーに変換される化学変化の反応により、肌に刺激となる場合もありますが最近では刺激を抑える工夫をしている原料もあります。

日焼け止めを選ぶポイント

  • UVA・UVBの両方、できれば近赤外線(NIR)・ブルーライトにも有効なものを選ぶ
  • SPFは15以上、PAは+以上のものを使う
    目安は日常生活:SPF10~20・PA+~++、屋外での軽い活動:SPF20~30・PA++~+++、炎天下のレジャーなど:SPF40~50+・PA+++~++++
  • 少し厚塗りになるように塗る(量の目安は0.8g程度)
  • 汗で流れたりしたら、塗りなおしをする
    (肌の光老化を防ぐためには、365日かかさず使うことがおススメです)
  • 肌が敏感な方は肌への負担が少ないノンケミカル(紫外線吸収剤フリー)がおススメ
日焼け止めジェル
ウォータープルーフ
ノンケミカル

5.保湿コスメ(化粧水・乳液)の正しい使い方と選ぶポイント

なぜ男性でも洗顔後の化粧水や乳液が必要なのかと言うと、洗顔前は何とか皮脂成分が肌表面の水分不足をカバーしていたのですが洗顔後はその皮脂が洗い流されて無防備状態になるからです。

つまり洗顔後の肌がMAXで乾燥状態になっているのです。

洗顔後の肌がうるおいを失うまでの時間はなんと、たったの20秒程度と言われています。

化粧水の正しい使い方

  • 基本的に男性が化粧水や乳液でスキンケアをするタイミングは朝晩の1日2回(化粧水をつけすぎると肌のバリア機能が低下して乾燥を引き起こし、かゆみやニキビ、たるみなどにつながりかねないため)
  • 一般的な化粧水の適量は100円玉大程度
  • つけ方の基本は手のひらで優しく顔を抑えながら化粧水をゆっくりと浸透させるパッティング(大切なのは「量」ではなく、じっくり時間をかけて「浸透」させること)
  • つける順序は頬 → 鼻 → 額 → アゴ と、やさしくおさえるように馴染ませ、さらに手に残った化粧水で、目元、口元、小鼻回りなどを丁寧に馴染ませる
  • 化粧水のあとは乳液をつけるのがベスト(化粧水で水分を与え、乳液で蓋をして水分の蒸発を防ぐイメージ)乳液を塗るタイミングは化粧水がしっかり馴染んでからにしましょう。

化粧水を選ぶポイント

  • 40代の肌は加齢によって水分を失われるため、ヒアルロン酸グリセリンセラミドなどの保湿成分を配合したものを選ぶ
  • 自分の肌の特性や状態を見て化粧水のタイプ(テカリにはさっぱりタイプ、乾燥にはしっとりタイプがおススメ)や手触りや質感(ローション・クリーム・ジェル・スプレーなど)を選ぶ
  • 香料や保存料などの添加物は肌に負担をかける可能性があるためなるべく避ける(香料・保存料・着色料・防腐剤などを極力なくした無添加添加物フリーを選ぶのがベスト)
化粧水
乳液
オールインワン

※参考記事です。ぜひご参照ください。↓

50代からの男性の肌にスキンケアをおススメするワケ。
長年の髭剃りなどのダメージや、十分受け続けた紫外線ダメージや50代以上の男性にありがちなスキンケアに対する意識の低さがシワやタルミやシミとなって表れてくる可能性が高いです。今からでも遅くありません。毎日のスキンケアを習慣づけませんか。

まとめ

男性の肌トラブルで一番気になるのが乾燥肌です。

女性に限らずなにげに顔を触る機会が多い男性がその肌触りで肌の変化に気付くことが多いからでしょう。

40代からの男性の乾燥肌は

  • 加齢による肌機能の低下
  • 日頃の保湿ケアの意識が低いこと
  • 髭剃りなどの習慣的なダメージがある
  • 特に日焼け対策をしていない
  • 脂っぽいので乾燥はしていないという勘違い

などが主な要因で、このまま乾燥肌を放置しておくと、シミ・シワ・くすみ・たるみなどの原因になり得る状態です。

ぜひこの機会に40代からの乾燥肌対策を始めましょう。

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